岩手県遠野市、釜石市、宮城県東松島市を訪問しました! 2024年6月


2024.08.13
都市・地域開発グループの平林アドバイザーは、2024年6月5日~7日、岩手県遠野市、岩手県釜石市、宮城県東松島市に出張しました。
岩手県遠野市と宮城県東松島市では高齢化と人口流出が進む中で地域活性化に取り組んでいる都市 ですが、当Gで開始準備を進めているタイ国「持続可能な地域活性化推進能力向上プロジェクト」で、タイ側のパイロット地方都市に紹介する事例の関係者と面談し、詳細な情報収集及び協力の可能性について意見交換を行いました。
緑濃い釜石線からの車窓
特にタイ側から関心が高かった持続可能な観光の取り組み(コミュニティツーリズム、グリーンツーリズムなど)、スマート農業、障がい者や高齢者雇用推進するソーシャルビジネス、「地元資源を活用したビールビジネスx地域課題解決」などの事業者と自治体関係者にプロジェクトの進捗説明と意見交換を行いました。
東松島市と遠野市の自治体や事業者の方々からは、「タイの人たちに自分たちの市や活動を知ってもらい、インバウンドや人的交流につながることを願っています」、「当市の事例がタイのパイロット都市に選ばれ、協力が実現することを願っています」、といったご意見もいただきました。
東松島観光物産公社にて
岩手県釜石市では、今年で協力3年目になる釜石市の高校魅力化事業の一つである釜石高校スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の国際・人文ゼミのメンターとして、生徒たちの探究活動のサポートを行いました。
生徒たちはチームメンバーと興味のある情報を収集し、探究テーマ設定について話し合います。1つ1つのチームに声をかけて、進捗状況を聞いたり、悩みを共有してもらい、その解決方法について一緒に考え、ヒントを紹介するなど、生徒の反応を見ながら伴走するように心がけています。
釜石高校SSHゼミ風景
生徒たちはチームメンバーと興味のある情報を収集し、探究テーマ設定について話し合います。1つ1つのチームに声をかけて、進捗状況を聞いたり、悩みを共有してもらい、その解決方法について一緒に考え、ヒントを紹介するなど、生徒の反応を見ながら伴走するように心がけています。
遠野市の観光推進(外国人観光客向けの観光マップづくり)、本屋の振興方法など地域活性化に関わるテーマや、ペットとしての犬や猫への考え方についての日本とドイツとの比較など、高校生の探究テーマは非常に興味深いです。今後も、生徒の探究活動を後押しし、釜石市のビジョンである「世界とつながる釜石」を担う高校生の探究活動のサポートができればと思います。
永遠の日本のふるさと 遠野駅舎
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