【2024年10月6日~12日】ザンビア 農産物・食品加工×ビジネス・スタディツアー参加企業募集中!(申込締切:日本時間8月20日(火)18:00 ※締切を延長しました)

2024.10.06

今年、ザンビアは独立60周年、日本とザンビアの外交関係も樹立60周年を迎えます。この記念すべき年に、JICAでは日本の企業様を対象に、ザンビアのポテンシャルやビジネスニーズを肌で感じていただく「ザンビア ビジネス・スタディツアー」を開催いたします。
現地集合・現地解散なので、日本からだけでなく、近隣国の拠点からのご参加も可能です!

【こんなことができます】

  • ザンビアの食品加工業を中心に、農業生産から市中の小売店まで、農産物のバリューチェーンの川上から川下までの視察を通じて、農産物・食品加工分野の課題やポテンシャルを、実際の現場を見ながら感じることができます
  • 現地パートナーとなりうる企業や、政府機関との面談を通して、ネットワークを構築することができます
  • 現地企業(農業・食品加工関連企業等)やザンビアで事業を行っている在留邦人の方から、ザンビアビジネスの生の声を聴くことができます
  • JICAザンビア事務所の担当者との意見交換を通じて、JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業への応募に向けた具体的なイメージを掴むことができます

【こんな方々にお勧め】

  • アフリカ、ザンビアの農業分野、食品加工分野でのビジネスに関心がある
  • ザンビアの農業・食品加工関連企業や政府機関、JICAとのネットワークを構築したい
  • 周囲を8か国に囲まれており、アフリカ南部と東部の中心に位置するザンビアでのビジネスの可能性を知りたい
  • JICA中小企業・SDGsビジネス支援事業への応募を考えている

背景・目的

アフリカ大陸は日本からの物理的な距離もあり、54か国(西サハラを合わせると55か国)それぞれの国の特徴や、直面する課題、ビジネスチャンスについて日本国内で理解を深めることは容易ではありません。そこで今回、まずはザンビアという国に触れ、ビジネスの可能性を探っていただくことを目的として、実際に現場を見ながら、生の情報に触れていただく機会を設けることにしました。

今回のツアーは、食品加工業を中心に農業生産から市中の小売店までの農作物の流れをご案内いたします。

ザンビアは24歳以下の人口が全体の約65%と若く、人口も年2.8%のスピードで増加しています。このため、旺盛な食料需要と消費者志向の変化により、食品加工業は急速に成長しています。市中の大規模小売店では多数の輸入食品を目にする一方、食品加工業の輸出額は過去10年で23.4%伸びており、中でも飲料・アルコール、菓子、畜産加工品の成長が著しいです。また、ザンビアは周囲を8か国に囲まれた内陸国であり、地域における交通の要所となっています。外資への優遇策として、農業の利益に対する所得税率の減税、課税対象となる農産物及び農産品の免税等もあります。更に、特筆すべき点として、1964年の独立以降一度も内戦を経験しておらず、政変リスクが少なく治安も比較的良好という点も当国でのビジネスを検討する上で重要なポイントです。

ザンビアは、労働人口の約7割が農業従事者であり、第8次国家開発計画(2022年~2026年)において農業セクターは国家の成長を牽引する主要な柱の一つと位置付けられています。政府は「食料安全保障と栄養改善、並びに雇用機会及び収入の拡大を保証する、効率的で競争力があり、且つ持続可能な農業セクター」をビジョンとして掲げていますが、農業生産性の低さ、農作物の付加価値化等といった課題を抱えています。労働人口の大半が農業従事者、かつ小規模農家であること、当国は豊富な水資源と土地を有しており、農業生産のポテンシャルが高いことから、日本は当国の農業分野を継続的に支援してきています。当地で生産される農作物を利用した食品加工業が発展することは、農業分野の発展、小規模農家の生計向上につながるため、弊機構はザンビアをアフリカ進出の対象として検討くださる日本企業様向けに、ザンビアの農産物のバリューチェーンを川上から川下までご案内するビジネス・スタディツアーを企画させていただきました。 

ぜひ積極的にご参加をご検討ください。
 

スタディツアー概要、申込方法

詳細は、募集要項 を必ずご確認いただき、こちらの参加申請フォームからご登録ください。

【締切】2024年8月20日(火)18時(日本時間)まで ※締切を延長しました

【日時】2024年10月6日(日)~10月12日(土)

【主催】JICAザンビア事務所

【視察・面談内容(予定)】
・現地政府関係(農業省、中小企業開発省他)・経済団体(商工会等)との意見交換
・現地民間企業(食品加工業、小売店他)の視察、意見交換
・最終裨益者や社会課題の存在する現場視察
・現地若手起業家との交流会
・現地で操業する日本企業や在留邦人、JICA帰国研修員との交流会
・JICA専門家、JICAボランティアの現場視察、意見交換

【参加費、必要な費用について】
宿泊代、ツアーのアテンド、通訳、ツアー中の移動にかかる経費をJICAにて負担します。ご参加頂く方には航空券を含め一部の費用をご負担いただきます。詳細は添付の募集要項 をご確認ください。

【参加予定企業数】5社程度(1社につき最大2名、最少催行人数5名)

【言語】英語(ツアーには日本人事務所員が同行しますが、日常会話レベル以上の英語力を推奨しています)
 

実施までの流れ

2024年8月20日(火)スタディツアー応募締切

2024年8月下旬 参加企業発表

2024年9月上旬 ツアーに向けた手続き及び事前説明会(オンライン)

2024年10月6日(日)~12日(土)スタディツアー実施
 

お問い合わせ先

JICAザンビア事務所 担当:徳重
zb_oso_rep@jica.go.jp
 

関連ファイル

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