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- コートジボワール ― 注目分野(保健医療分野(保健医療インフラ、母子保健、上下水道など))
活用が期待される民間企業の製品・技術
【保健医療システムの整備格差】
- 高品質および高耐久な医療・検査器具・機器
- 遠隔医療プラットフォームによる地方部における医療アクセスの強化
- モバイルクリニックユニットによる効率的な巡回診療の実現
【母子健康の向上】
- 地方での医療アクセス改善のための遠隔医療ツール
- マタニティケア向けモバイルアプリ、電子母子健康手帳
- 医療従事者・コミュニティヘルスワーカー向け研修eラーニング(オンライン教材等)
【水供給・衛生インフラの改善】
- 地方向け上水道、小規模給水・浄水装置、井戸掘削技術
- 都市部における盗水対策システム、水道管の漏洩検知システム・ノウハウ
- 地方部の環境的簡易トイレ、都市部の下水処理システム
応募を期待する背景・課題
【保健医療システムの整備格差】
- 内戦による南北分断の影響で生じた国内における保健医療の格差が指摘されており、質の高い人材の公平な分配や適切なインフラの確保、母子の需要に適した包括的サービスを提供するための保健システムの整備が課題となっています。
【母子健康の向上】
- 妊産婦死亡率や乳幼児死亡率は依然高く、一次医療施設の利用率が低いことや、地方を中心に基礎的な産前・産後ケアが不足していること、母子保健サービスを十分に利用できていないことが指摘されており、安全な出産環境の整備が課題となっています。
【水供給・衛生インフラの改善】
- 上水道整備においては、アビジャンにおける無収水率の高さ(盗水8割、漏水2割)、地方都市における給水率の低さが大きな課題となっています。また、安全な飲料水へのアクセスの制約を要因とする水系感染症などにより、保健衛生状況の悪化も指摘されています。下水・排水処理においては、都市部および農村部での下水・排水サービスの普及率の低さが課題となっています。アビジャンでは下水処理施設へのアクセスを持つ地区が全体の半分以下であり、アクセスが可能な地区においても、二次処理システムを持たないため、一次処理のみ行った水がラグーン等に排出されています。下水処理にかかる料金を支払うことが難しい世帯が多い状況を踏まえながら、持続的な高度汚水処理システムを構築することが課題となっています。
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