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幸せの国ブータンでプラスチックごみ削減に取り組んでみませんか?
プラスチックごみ削減ニーズ
ブータンでは近年、家庭から排出される廃棄物の中でプラスチックごみの割合が増え、数少ない最終処分場(埋立地)の容量を圧迫してきています。リサイクル施設(中間処理施設含む)が未整備のため、ほぼ全量が最終処分場に運搬されていることから、廃棄物行政関係者からのプラスチックごみを削減するための製品や技術に対するニーズが非常に高い状況です。
応募を期待する背景
上述のとおり、ブータンの廃棄物の組成はプラスチックが増えており、現場レベルでのプラスチックごみ削減に係るニーズが高い状況です。このほか、2024年7月に第13次五か年計画(2024-2029)(ブータン王国政府)が発表されましたが、必要最低限の共通インフラとして、Dzonghkag(県)やGewog(郡)等での適切な廃棄物管理システムが掲げられています。また、2030年までに廃棄物ゼロ社会の実現を目標としたZero Waste Bhutan(ブータン国家環境委員会)が実施中など廃棄物に対して政府は高い関心を持っています。
JICAは2025年より、最終処分場のごみ搬入量削減に向けたごみ分別の改善やリサイクルを含む3R促進、リサイクルビジネス開拓に関するカウンターパートの廃棄物管理能力の向上を目的とした、廃棄物管理能力強化アドバイザーを派遣予定ですが(ティンプー県/パロ県)、同案件との相乗効果を図れるような本邦製品・技術の展開を期待しています。
参考リンク
担当者コメント
ブータン人は非常に勤勉な人が多く、個人的には仕事がしやすい環境かと思います。本邦製品・技術の社会実装を通じてブータンの廃棄物問題にチャレンジいただけませんか?皆様のブータン進出をお待ちしております。(首都ティンプーではすでにリサイクル業者が活動を展開している他、世界銀行が支援するごみ銀行プロジェクトが開始(2024年4月)されていますが、国際空港があるブータンの玄関口であるパロは、他ドナーの支援協力やリサイクル業者の活動が薄いことから、行政や民間業者とともに新しい取り組みを実施しやすい場所になります。)
最終処分場の様子(パロ)
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