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(最終更新:2026年7月)
全体像
モンゴルでは、全人口の約半数が首都ウランバートル市に集中しており、人口の過密化が深刻化しています。その結果、交通渋滞や大気汚染など、さまざまな都市問題が慢性的に発生しています。こうした課題に対応するため、モンゴル政府は ウランバートル市周辺に衛星都市を整備し、新たな都市を開発することで、首都への過度な人口集中を緩和する方針を掲げています。
モンゴル政府の方針に沿って、JICA はチンギスハーン国際空港の周辺に位置するフンヌ市(ウランバートル市の衛星都市)を対象に、「新ゾーンモド市(フンヌ市)及び経済自由地域開発促進プロジェクト」を実施しています。同空港は JICA の円借款により建設されており、空港とその周辺地域を一体的に発展させることで、地域全体の価値向上を図ることを目指しています。
実施中のプロジェクトでは、フンヌ市の開発を官民連携により推進することを念頭に、関連制度の検討が進められています。具体的には、モンゴル側の公社と民間企業が共同で出資する会社を設立し、各エリアの開発・運営を担う体制を構築する案が想定されています。また、フンヌ市内に設置される経済自由地域では、民間企業の事業活動や投資環境を向上させるための法制度整備も併せて検討が進められています。
国の政策関連文書と主なポイント
● Vision 2050 ※英語あり
- ウランバートル市一極集中緩和
- フンヌ市をはじめとしたウランバートル市衛星都市の開発
●
2026–2030 国家開発基本方針
※モンゴル語のみの掲載。詳細を確認されたい場合は、必要に応じて在外事務所までお問い合わせください。
- 小さい政府、市場自由化の促進
分野の特徴・日本との違い
・人口増加
- モンゴル国家統計局によると2050年の人口は約500万人と予測。今後約25年間で凡そ140万人の人口増加が予測されている中、首都ウランバートル市における開発は飽和しつつあるため、新都市開発ニーズが高い。
関連する主なJICAの協力
JICAこれまでフンヌ市開発促進のための制度設計等について協力を行っていました。また、今後もJICA協力アセットを活かし、フンヌ市の開発、民間企業の参入促進等に取り組んでいきます。