- トップページ
- 事業について
- 事業ごとの取り組み
- 民間連携事業
- 途上国の課題/ビジネスニーズを知る
- 大洋州
- パラオ ― 注目分野(保健医療分野)
パラオは、国民の70%以上が過体重など生活習慣病に罹患しており、医療費が圧迫し医療関係者の負担は増加しています。専門医の不足は、緊急な傷病に対応できないため国民の生活に不安を残しています。病は気からと言いますが、実際に現地医療従事者と伴走していただける方々のご相談をお待ちしております!
特に応募を期待する領域
- 業務効率化を進めるデジタル技術
- 医療従事者支援のための遠隔医療技術
応募を期待する背景・パラオ国の現状
パラオ政府は疾病予防の強化を通じ保健財政の健全化に努めていますが、十分に改善されていません。また、新型コロナウイルス感染症拡大でも浮き彫りになったように、同国の保健医療体制は極めて脆弱です。
パラオの公的医療システムは、人口約1万8千人に対し、基幹病院であるベラウ国立病院及び9つの保健センターから成る二層構造となっています。同国立病院は、疾患状態に応じた患者の当該国唯一の紹介・搬送先であり、公的医療の中心的役割を果たしていますが、医師・看護師などの医療従事者の人材の確保・定着および育成に課題があります。
scroll