ラオス日本センター:経営塾修了生同窓会がビジネスネットワーキングイベントを開催

2023.08.15

2023年7月28日、経営塾修了生同窓会(KJL:KeieiJuku Laos※1)主催のビジネスネットワークイベントが開催され、ラオス日本センター(LJI)はその開催を支援しました。本イベントは、本年5月に実施された本邦研修への参加者19名(主に経営塾第6期生)が幹事となり、「Explore the World – Grow the Business (Laos-Japan)」をテーマに教育・スポーツ大臣、在ラオス日本国大使ご臨席の下、開催されました。KJLメンバーに加え、ビジネス連携先となり得るLaos SMEs Association、Business Network International (BNI)メンバーなどを含む約100名が参加しました。
なお、このイベントの開催は、昨年10月に引き続き2回目です。

前半セッションでは、LJIからの経営塾プログラムの内容説明に続き、第6期生によるパネルディスカッションにおいて、本邦研修を含め経営塾プログラムでの学びが共有され、活発的な質疑応答が行われました。また、ジェトロ・ビエンチャン事務所から、ラオス企業向けのサービスについて説明があり、ラオス企業の日本企業とのビジネスネットワーキングの機会などが紹介されました。

後半のネットワーキングセッションの開会挨拶では、プット・シンマラヴォン教育・スポーツ大臣及び在ラオス日本国大使館・小林賢一大使から、ラオス企業の育成におけるLJIの役割の重要性及び経営塾プログラムの有効性に加え、KJLメンバー間の情報共有並びにネットワーキングの重要性について、更には、日本企業とのビジネスリンケージへの期待が述べられました。
長瀬利雄JICAラオス事務所長からは、非常に活発的なKJLの取組みを称賛すると同時に、今後の益々の発展に向けての期待が示されました。また、多くのラオス企業が経営塾プログラムを活用することで、ラオスの社会経済の成長が加速されることを願う旨、述べられました。

多くの参加者からは、「経営塾プログラムを通じて、日本型経営を学びたい、今回のようなネットワーキングの機会を活用しラオス企業同士のビジネス連携も促進したい」とのコメントが寄せられました。
LJIは今後もこのような支援を通して、ラオス企業同士、および日本企業を含む外国企業が協力してビジネスを進める契機を提供していきます。

※1:KJLは、経営塾修了者企業が設立した自主的なグループであり、現在の会員数は約90名。メンバー間の情報交換や連携促進、更には日本企業を含む外国企業とのネットワーキング促進を目指した取組みも行っています。

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