ラオス日本センター:経営塾修了生同窓会がビジネスネットワーキングイベントを開催
2024.08.16
2024年8月9日、経営塾修了生同窓会(KJL:KeieiJuku Laos※1)主催のビジネスネットワークイベントが開催され、ラオス日本センター(LJI)はその開催を支援しました。
本イベントは、本年5月に実施された本邦研修への参加者22名(主に経営塾第7期生)が幹事となり、「 “Transformation for a Better Tomorrow” Laos-Japan Business Synergies」をテーマにラオス国立大学・プーペット キャウピラヴォン副学長及び在ラオス日本国大使館・中野潤也公使ご臨席の下、開催されました。
KJLメンバーに加え、ビジネス連携先となり得るBusiness Network International (BNI)、Laos SMEs Associationメンバーなどを含む約70名が参加しました。
なお、このイベントの開催は、昨年7月に引き続き3回目です。
前半セッションでは、LJI副所長からの経営塾プログラム内容、KJL会長からKJLの活動やメリットの説明がありました。その他、第7期生によるパネルディスカッションにおいて、本邦研修を含め経営塾プログラムの特徴や学びが共有され、活発的な質疑応答が行われました。
後半のネットワーキングセッションの開会挨拶では、ラオス国立大学・プーペット副学長及び在ラオス日本国大使館・中野公使から、ラオス企業の育成におけるLJIの役割の重要性及び経営塾プログラムの有効性に加え、KJLメンバー間の情報共有並びにネットワーキングの重要性、更には、ラオスの社会経済への貢献に関する期待が述べられました。
小林JICAラオス事務所長から、7期生へ修了書が授与されると同時に、非常に活発的なKJLの取組みを称賛すると同時に、今後の益々の発展に向けての期待が示されました。また、多くのラオス企業が経営塾プログラムを活用することで、ラオスの社会経済の成長が加速されることを願う旨、述べられました。
多くの参加者からは、7期生から共有があった経営塾プログラムを通じた学び「一期一会の心の大切さ」、「ボスとリーダーの違い」、KJIメンバー同士のネットワーキングの機会などへの関心があるといったコメントが寄せられました。
LJIは今後もこのような支援を通して、ラオス企業同士、および日本企業を含む外国企業が協力してビジネスを進める機会を提供していきます。
※1:KJLは、経営塾修了者企業が設立した自主的なグループであり、現在の会員数は約120名。メンバー間の情報交換や連携促進、更には日本企業を含む外国企業とのネットワーキング促進を目指した取組みも行っています。
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