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ウズベキスタン・カザフスタン・キルギス日本センター:「中央アジア紹介セミナーを開催」

2025.09.12

独立行政法人国際協力機構(JICA)は、8月20日(福岡市)、21日(広島市)、22日(名古屋市)の3会場にて「中央アジア紹介セミナー」を開催しました。本セミナーは、ウズベキスタン日本人材開発センター(UJC)・カザフスタンビジネス振興アドバイザー・キルギス共和国日本人材開発センター(KRJC) の3ヵ国の専門家が登壇し、それぞれの国の最新の魅力や企業連携の可能性を紹介する場として企画されたものです 。当日は、商社、電力業、土木業など多岐にわたる企業に参加いただき、中央アジアに対して関心を寄せていただくとともに、今後の同地域でのビジネスの可能性について活発な意見交換が行われました。

1. プログラム概要

■セミナーは以下の内容で行われました。

1) 中央アジア3 か国の概要紹介
2) 各国専門家による発表
3) JICA 民間連携事業(JICA Biz )の紹介
4) グループセッション

3ヵ国の専門家が、それぞれの国の市場環境、人材育成の取り組み、そして日本センターが果たす役割について説明しました。その後、グループに分かれ意見交換を実施しました。

2. セミナーの内容

■ウズベキスタンからはウズベキスタン日本人材開発センター 共同所長の岩崎寛央専門家、カザフスタンからはビジネス振興専門家 の村山満穂専門家、キルギスからはキルギス共和国日本人材開発センター 共同所長の 田中真也専門家がそれぞれ発表しました。

  • ・ウズベキスタン
    急速な人口増加と産業多様化を背景に、製造業やデジタル分野を中心としたサービス業の連携機会が広がっていることを紹介。
  • ・カザフスタン
    豊富な資源と比較的高い所得水準を背景に、日本企業との産業連携の余地が大きいことを説明。
  • ・キルギス
    若い人材層と起業意欲を背景に、日本語教育やビジネス教育を通じて日本企業との橋渡しを行う具体的な活動を共有。

(講演の様子:左から、ウズベキスタン岩崎専門家、キルギス田中専門家、カザフスタン村山専門家)

3. グループセッション

■後半のグループセッションでは、参加企業が関心を持つ国ごとのグループに分かれ、各日本センターの専門家と活発な意見交換が行われました。企業からは「現地の人材育成の仕組み」「パートナー候補の探索」「ビジネス展開の第一歩」などに関心が寄せられ、各センターが持つネットワークや知見が具体的な事業連携のきっかけとなることが期待されます。

(各会場の様子:左から、福岡市、広島市、名古屋市)

4. 当日の講演資料

■各国専門家の講演資料は下記よりご参照いただけます。

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