夏の親子イベント(低学年の部)
2021.07.29
なごや地球ひろばでは、7月24日に夏の親子イベント(低学年の部)を開催しました。
このイベントは、親子で世界について学んでいただくことができる、毎年大人気のイベントです。今回は低学年の部として、1年生から3年生の小学生とそのご家族合わせて20名の方々にご参加いただきました。
まず初めに、参加者の皆さんには、なごや地球ひろばを親子で探検していただきました。なごや地球ひろばの中にある展示を見たり、スタッフに話しかけたりして、ワークシートに書いてあるクイズの答えを親子で探していただきました。
なごや地球ひろばを見学する参加者の皆さん
なごや地球ひろばの探検が終わった後は、フィリピンに関するクイズに挑戦していただきました。実は今回のイベントには、フィリピンの子どもたちとオンラインで交流するプログラムが組まれていたのです。交流を始める前に、フィリピンについてクイズ形式で学び、フィリピンで使われている挨拶も練習しました。
今回フィリピンの子どもたちとオンラインで交流するにあたりご協力いただいたのは、フィリピンで教育面の協力活動を行っている上田敏博氏です。これから交流するフィリピンの子どもたちがどのような環境で暮らしているのか、現地の写真なども見せていただきながら、上田氏にお話をしていただきました。
フィリピンについてのクイズに答える参加者の皆さん
そしていよいよ、フィリピンの子どもたちとの交流が始まりました。
現在フィリピンでは新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために、子どもたちの外出が制限されています。そのため、子どもたちはそれぞれの自宅からインターネットに繋いで参加してくださいました。
フィリピンの子どもたちからは「コンニチハ!」、日本の参加者の皆さんからは「マガンダン・ハーポン!」とお互いの言葉で挨拶を交わし、自己紹介をしました。そしてフィリピンの皆さんから現地の子どもたちがよく遊んでいる「シパ」という遊びを紹介していただきました。
フィリピンの子どもたちへ自己紹介をしました
最後にフィリピンと日本のお互いの童謡を歌って、歌のプレゼントをしあいました。日本とフィリピンは海で繋がっているので、日本の子どもたちからは「海」の歌をプレゼントしました。
交流中、初めはお互い緊張して声が小さくなってしまったり、フィリピンで停電のため通信が途絶えたりなど、さまざまなことがありましたが、そういったことも含め、貴重な交流の時間を持つことができたのではないでしょうか。
タガログ語でフィリピンの子どもたちに話しかける上田氏
なごや地球ひろばでは、今後もご家族で楽しんで学べるイベントを企画していきます。ぜひ皆様お越しください!
scroll