Earthフレンドリー -藤前干潟と地球の自然を守ろう-
2022.05.23
JICA中部なごや地球ひろばでは、5月15日に同じあおなみ線沿線にある藤前干潟で環境保全活動を行なうアクティブレンジャーをゲストに招き、コラボイベント「Earthフレンドリー -藤前干潟と地球の自然を守ろう-」を開催しました!世界や身近な地域で起こっている環境問題と、環境保全の取組を知り、地球の自然の豊かさを守るために何ができるかを考えました。
はじめに、世界で起こっている環境問題にまつわるクイズを出題!参加者のみなさんは元気よくクイズにチャレンジし、その正解率がすごく高くて驚きました。環境問題が起こる原因やそれによって人や生きものに与える影響について考え、これまで気づかなかったことにも目を向ける機会となりました。
森林が減るとどんなことが起こるかな?
続いて、環境省 名古屋自然保護官事務所のアクティブレンジャーの二人が登場!国指定藤前干潟鳥獣保護区で行っている環境保全の活動やそこで暮らす生きものを、実物の鳥の羽やシジミの標本を使って詳しく教えてくれました!
鳥の羽に備わっている機能や構造について実物を使って実験することで、知らかったことをたくさん知ることができました。みなさん、貝やカニなどの標本にも興味津々で会場内は大盛り上がりでした!藤前干潟に流れてくるゴミがそこで暮らす生きものに与えている影響を知って、行動に移す人が増えるとうれしいです。
実験!異なる部位の羽の飛び方を観察
実験!鳥の羽は水をはじく?
最後に、オリジナルのバードコールをつくりました!バードコールは鳥の鳴き声に似た音を出すことができて、野鳥との会話を楽しむことができる道具です。
みなさんお気に入りの絵や模様を書いてデコレーション。オリジナルのバードコールが完成しました。「鳥をよんでみたい」「鳥の事が大好きになった」などの声もあり、鳥と会話ができるバードコール製作を通して、生きもののことや環境のことに関心をもっていただくことができました。
作ったバードコールで鳴き声の練習
イベントを通して、「環境問題」や「生きもの」についてSDGs達成と結びつけながら学びました。「藤前干潟に行きたい」「ゴミ拾いに協力したい」という声もいただき、早速コラボイベントの成果を感じることができました。
なごや地球ひろばでは、皆さんに楽しみながら国際協力や世界の課題、そしてSDGsについて知っていただけるイベントを今後も企画していきます。ぜひ皆さん、なごや地球ひろばに遊びに来てください!
大人も子どもも標本に興味津々!
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