イベント「世界へ飛び出そう! ~合言葉はピース~」を開催しました。
2024.10.01
JICA海外協力隊としてカンボジア、ジンバブエ、ソロモン、ヨルダンで活動した4名のゲストから、暮らしたからこそ見えたそれぞれの国の文化や生活習慣、現地の方々との交流やその国の魅力について、JICA海外協力隊の活動などを交えた体験談を語っていただきました。
このイベントでは、ゲストスピーカーのJICA海外協力隊経験者が教育に関わる活動をしていたこともあり、教育関係者の方や大学生に多くご参加いただきました。
カンボジアの小学校で活動した原田佳代子さんには、今も残る地雷の問題や、ココナッツを使った料理、優しさに溢れた現地の方々との平和なひと時について語っていただきました。
カンボジアで学校の先生!
ジンバブエで体育!
ジンバブエで体育の指導をしていた田中千晃さんには、言語や生活に苦労しながらも、ジンバブエの方々との試行錯誤の末、現地にあるものから教材教具を見つけ出したという、活動奮闘記をお話しいただきました。
青い海に囲まれた島国ソロモンにある職業訓練校でPCインストラクターとして活動した宮野幸恵さんは、自然を大切にし、のんびりと暮らすソロモンの方々との交流を通して人生が変わったと語っていました。
ソロモンでPCインストラクター!
ヨルダンで障害児・者支援!
最後に、ヨルダンで活動した中村美菜さんは、首都にある障害児者施設での活動や生活する町の様子を、沢山の写真や動画を使いながらでお話しいただきました。また、多くの難民を受け入れているというヨルダンの一面も教えていただきました。
今回のイベントのテーマはピース。9月21日の国際平和デーに合わせて、4名のゲストには、ピース(平和)を合言葉に、歴史や暮らしなどから感じた「ピース」をお話しの中に盛り込んでいただき、平和について考える時間としました。
参加者からは「カンボジアのことをあまり知らなかったので、いろいろ聞けて良かった。」「ジンバブエについて知ることができて良かったです。」「くよくよせず楽観的に生きる現地の人。そういう人たちに会ってみたいと思った。」「文化の違い、平和について考えるきっかけを与えていただきました。」などのたくさんのコメントをいただきました。
なごや地球ひろばでは、世界のことをいろいろなテーマを切り口に、楽しみながら見聞を広げたり、わたしたちの生活を見つめなおしたり、世界に視野を広げて世界とつながれるようなイベントを今後も企画していきます。
ぜひ、なごや地球ひろばへ世界見学に来てみてくださいね。
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