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「高校生限定!こんな世界にしたい!ワークショップで学ぶ国際協力×多様性」を開催しました!

#10 人や国の不平等をなくそう
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.08.26

「国際協力×多様性」のイベントを開催!

なごや地球ひろばでは、8月8日に「高校生限定!こんな世界にしたい!ワークショップで学ぶ国際協力×多様性」を開催しました。

国際協力や多様性に関心を持つ高校生が集まり、ワークショップや座談会を通して、国際的な視点から、自分の将来や世界の未来について考えました。
講師は、JICA研修の講師経験が豊富で、長年にわたり国際理解教育や移民学習の研究・実践に取り組む中澤純一さんです。和やかな雰囲気をつくりながら、高校生の学びを深めてくださいました。

さあ、ワークショップの始まりです!

「日本人」ってだれ?問いから始まる学び!

考えよう!多様性ってなんだろう?

参加した高校生は1年生から3年生まで、愛知県・岐阜県に加え、長野県からも来てくれました!皆さん、最初は緊張していた様子でしたが、自己紹介のアクティビティが始まるとすぐに打ち解け、会場は笑顔と活気に包まれていきました。
ワークショップでは、日本人移民を切り口に多様性や多文化共生について考える様々なアクティビティを実施しました。
最初のアクティビティでは、活発に意見を交わしながら、様々な人物カードを用いて難解な問いに果敢に挑んでいました。
次のアクティビティは、日本人移民の歴史に関する紙芝居の内容を通して、かつて海外に渡った日本人が抱えていた思いや背景に触れ、歴史を自分ごととして感じることができる内容でした。

体感しよう!マジョリティとマイノリティ!?

次に参加者は、カードを用いたアクティビティで「マジョリティ(多数派)」「マイノリティ(少数派)」の立場を体験しました。マジョリティとマイノリティそれぞれの視点に立ち、相互の関係性や、無自覚だが存在する「壁」に気づいた様子でした。頭だけでなく、体と心を使った学びに、普段気付かない視点や、多様性を尊重することの大切さを実感する時間になりました。

体を動かしながら多様性について考えました!

国際協力の道を選んだ人のキャリアパスを知る!

キャリアパスについて聞きました!

続いて行われた座談会では、国際協力経験者がキャリアパスを紹介。参加者はゲストへの質問を通して自分の進路について考える時間になりました。参加者からは、「いろいろな人の人生の経験について知れたり、それをどのように生かしたかなど知れたりして面白かった」「国際協力をした人の体験談を聞いて、質問もできて、とても貴重な機会だったし参考になった」「座談会で聞いた人の話で、将来について早く考えなきゃいけないと思っていたけど、『こんなことがしたい!』という気持ちを持つことだけでもいいかもしれないと思えた」などの感想が寄せられました。

行動宣言!こんな世界にしたい!

最後に、これまでのワークショップや座談会の学びを振り返りながら、『こんな世界にしたい』という想いを行動宣言として書いてもらいました。
「差別、偏見なく、世界中の人々がつながることができる世界にしたい!」「『みんなが暮らしやすい世界』をつくりたいと思える人でいっぱいの世界にしたい!」「文化や価値観の『ちがい』を『まちがい』ではなく『知りたい』ものとして尊重できる世界」など、未来への力強い宣言が沢山並びました。
参加者の真剣なまなざしと前向きな言葉から、この日生まれた想いが未来を変えていく力になるのではないかと感じました。

行動宣言!こんな世界にしたい!

なごや地球ひろばでは、今後も国際協力や多様性をテーマにしたイベントを開催していきます。皆さまのご参加をお待ちしています!

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