jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

イベント「見て!聞いて!楽しく体験! そなえ★まもる」を開催しました!

#3 すべての人に健康と福祉を
SDGs
#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2025.10.15

防災について考えよう!

10月13日は世界中で災害の予防と被害の軽減に向けた意識を高める「国際防災デー」。また、10月16日は世界の食料問題を考える「世界食料デー」です。この機会に、なごや地球ひろばでは、防災や災害時の食について考えたり、フィリピンでJICA海外協力隊として防災活動をした人から国際協力の話を聞いたりするイベントを開催しました。

イベントでは、最初に、海外で栄養士として活動した地球案内人より、非常時の食について話をしました。非常時のために備蓄するのにオススメの食品や備蓄の方法、ビニール袋を使って料理をするパッククッキングを実演しながら紹介しました。

非常時でも温かい料理を食べる方法!パッククッキングを紹介!

ゲームで考えよう!こんなときどうする?

次に、参加者の皆さん全員に参加していただき、災害時をイメージした質問にイエスかノーのどちらかで答えていただきました。災害時には難しい判断が求められることがあります。どうしてその答えを選んだのか?その理由を発表していただき、多様な視点や価値観があることに気付いていただきました。

その時、あなたはどうする?

フィリピンでの防災活動の話を聞いてみよう!

その後、JICA海外協力隊としてフィリピンで防災・災害対策として活動した角田尚章さんがお話をしました。
角田さんからはフィリピンの学校での防災教室の様子や、台風で被害にあった時にフィリピンの人びととおこなった取り組みなどのお話がありました。また、日本でも活用できる非常時の工夫についても紹介していただきました。

フィリピンの服を着て、話をしていただきました!

体験しよう!ハンドメイドの防災グッズ

角田さんは、フィリピンで台風災害の時に、赤ちゃんが床にそのまま寝ている様子を見て、段ボールでベッドを作ることを思いつき、実行されたそうです。そこで、参加者をグループに分けて、ベッドとトイレを段ボールで作る体験をしていただきました。参加者の皆さんはほとんどが初対面。小学生から中学生まではベッドを作るグループ、大人はトイレを作るグループに分かれて、取り組みました。「どうやったら、潰れないように出来るだろう?」「大きさはどうしようか?」など、話し合いながら、みんなで協力して作り上げていきました。

参加者からは、「実際に見たり、自分の手で作ったので、災害が起きたときに慌てずに対応出来る気がします」「知らない方と協力しての作業は貴重でした」などの感想がありました。

頭と体を使い、力をあわせて段ボールベッド作り!

みんなのアイディアが詰まったベッドとトイレが完成!

なごや地球ひろばでは、今後も世界や国際協力について、ファミリーで楽しみながら知ることのできるイベントを企画していきます。
皆さん、ぜひ、なごや地球ひろばに遊びに来てください。

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