サッカーで国際交流!第1回「みえWORLD CUP」に8ヵ国60名が参加
2025.12.03
2025.12.03
2025年11月23日(日)、ラピタ東員スタジアムにて、三重県内で初めてとなる国際交流サッカー大会「第1回 みえ WORLD CUP」を開催しました。本イベントは、公益財団法人三重県国際交流財団(MIEF)、独立行政法人国際協力機構(JICA)三重デスク、ヴィアティン三重の共催により実施されたもので、日本を含む8カ国60名の県民が参加し、国籍や年齢を越えた交流の場となりました。
三重県に住む外国人住民は令和6年12月31日現在で66,836人と、年々増加しています。こうした背景を踏まえ、地域に暮らす外国人住民と日本人がスポーツを通じて出会い、互いの文化を理解し合う機会をつくることを目的に、本大会を企画しました。
当日は6チームが3チームずつ2つのブロックに分かれてミニサッカーの試合を行い、各ブロックの順位を決定。その後、順位決定戦に進み、白熱したゲームが繰り広げられました。優勝チームには特別企画として、ヴィアティン三重のチームとのエキシビションマッチが行われ、参加者から歓声が上がるなど、最後まで盛り上がりを見せました。
競技の合間や会場内では、多くの参加者が積極的にコミュニケーションを取り合い、国籍の垣根を越えて笑顔があふれる場面が数多く見られました。また、他チームのプレーを互いに応援し合う姿もあり、スポーツが生み出す自然な一体感や連帯感が感じられる時間となりました。
参加者からは、「いろいろな国の人と交流できて楽しかった」「また参加したい」「サッカーを通してすぐに仲良くなれた」といった声が寄せられ、地域における多文化共生や国際理解を促進する上で、意義の大きいイベントとなりました。
今後もJICA三重デスクは、三重県国際交流財団(MIEF)、ヴィアティン三重をはじめとする地域団体と連携しながら、多文化が共に暮らす地域づくりに向けた取り組みを進めていきます。
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