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中部地域の大学で学ぶJICA留学生2名が常滑市の中学生と交流しました

2025.12.05

11月13日、中部地域の大学で学ぶJICA留学生(長期研修員)2名(モロッコ、ナイジェリア出身)が、異文化交流の促進を目的として常滑市立青海中学校の2年生約70名と交流しました。本イベントは、2028年に愛知県で開催される技能五輪国際大会「WorldSkills Aichi 2028」に向けた県のモデル事業「一校一国サポート事業」の一環で企画されました。

青海中学校の生徒たちは合唱やダンスで温かくJICA留学生を迎え、会場は笑顔と拍手に包まれました。

約70名の生徒を前に自己紹介 

生徒による合唱発表

JICA留学生からは、それぞれの国の文化や生活について紹介があり、生徒たちは興味津々。
「ナイジェリアではどんなスポーツが人気ですか?」「モロッコでよく食べられるものは?」などの質問が飛び交いました。

さらに、JICA留学生の漢字名を考えるゲームでは、生徒が本人たちの好きなものを尋ね、それを漢字に取り入れるというルールで、チームで協力しながら一生懸命取り組む姿が印象的でした。JICA留学生は「漢字を書くとき、一から書き順を丁寧に教えてくれたことが、嬉しかった。こうした細やかな気配りに感動した。異文化背景をもつ人と交流することには、見知らぬものへの不安が伴うかもしれないが、生徒たちはその不安を乗り越え、積極的にチャレンジする姿勢を見せてくれた。」と感想を語りました。

ナイジェリアからのJICA留学生による自国文化紹介

かわいいイメージの漢字名が多く上がりました

今回の交流を通じて、生徒たちが異文化への理解を深めると同時に、JICA留学生にとっても日本の若い世代との貴重な交流の機会となりました。
今後も、地域と世界をつなぐ取り組みを続けてまいります。

イベントは大盛況で、終了後も交流が続きました

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