2025年度JICA留学生合同閉講式・オリエンテーション・交流会を開催しました!
2025.12.17
2025.12.17
本年9月に中部地域4つの大学院を修了するJICA留学生(注1)の合同閉講式を実施しました。また、新規JICA留学生の来日に合わせ、日本での研究や生活がスムーズに開始できるように、中部地域の大学院に在籍している先輩JICA留学生との交流の機会を設けました。
9月24日、名古屋大学、名古屋商科大学、豊橋技術科学大学、三重大学を修了するJICA留学生の合同閉講式を実施しました。修士・博士課程を終えた留学生たちは、それぞれの研究成果を胸に、母国の発展への貢献を誓いました。
式典では、JICA中部上町所長が修了生への祝辞の言葉を述べ、コロナ禍を乗り越えた努力と今後の活躍への期待を語りました。また、名古屋大学のAuka Jonahさんが修了生代表としてスピーチを行い、日本での学びと文化体験への感謝を述べ、「この旅は始まりに過ぎない」と力強く締めくくりました。
同日、9月に新たに来日したJICA留学生を対象としたオリエンテーションも開催されました。16か国から18名の新規JICA留学生に加え、16か国から34名の先輩留学生が参加し、計52名が一堂に会する盛会となりました。
オリエンテーションでは、自己紹介や大学院での研究、日本での生活について活発な意見交換が行われました。先輩研修員からは、研究や生活に関する経験談やアドバイスが共有され、新規留学生からも大学施設や授業、寮生活などについて多くの質問が寄せられました。
日本での大学院生活に向けた具体的な情報を得るとともに、研修員同士の交流を深める貴重な機会となりました。
オリエンテーション後には、留学生、JICA関係者、そしてIFの会(International Family Association)の皆さんを交えた交流会が開催されました。会の中では、修了生一人ひとりから温かいメッセージが寄せられ、後輩留学生に向けて励ましの言葉やエールが送られました。日本での経験を振り返りながら、未来への希望を語る姿が印象的でした。
現在、JICA中部には61名の留学生が在籍しており、各大学院で、それぞれの専門分野において勉学・研究に励んでいます。これから始まる日本での大学院生活が、充実したものとなることを心より願っています!
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