「国際協力カレッジ2025」を開催しました!
2025.12.26
「国際協力カレッジ」は、国際的な課題に関心を持つ方々が、国際協力の現場の声に触れ、考え、動き始める「学び」と「きっかけ」の場です。名古屋NGOセンターとの協働により2006年にスタートし、今年で20回目の開催となりました。
高校生や大学生、社会人、退職された方まで幅広い参加者65名を得て、2025年12月13日にJICA中部で開催しました。
~NGO・JICA・フェアトレードで働く先輩から学ぶ~
国際協力分野でキャリアを築く3名のゲストが、これまでのキャリアや人生の歩み、そして仕事をする中での喜びや難しさをテーマに登壇しました。
顔のみえる店~FAIR TRADE風”S(ふ~ず)店長の六鹿晶子さんからは、フェアトレードとの出会いやお店や商品を通じた地域の人たちとの交流について、お話しいただきました。
アジア車いす交流センター(WAFCA)の北村翔一さんからは、ご自身のライフストーリーやコロナ禍での苦悩、仕事のやりがいを共有していただきました。
JIC中部の五十嵐海里さんからは、学生時代の体験や留学と現職とのつながり、理想とのギャップや仕事上心がけていること、嬉しい出来事を紹介していただきました。
3人のゲストからのお話しを熱心に聞く参加者たち
3時間目のマッチング展に向け、国際協力に関わる11の団体によるアピールタイムを行いました。持ち時間は各3分。それぞれ、自団体の活動紹介について熱く、楽しくご紹介いただきました。
<参加団体>
・ハンガーゼロ(一財 日本国際飢餓対策機構)
・アジア保健研修所(AHI)
・キャンヘルプタイランド
・幸縁(しえん)
・ル・スリール・ジャポン
・NICE(日本国際ワークキャンプセンター)
・イカオ・アコ
・アムネスティ・インターナショナル日本「なごや栄・わや」
・セイブ・イラクチルドレン・名古屋
・名古屋NGOセンター
・国際協力機構 中部センター
興味を持った団体のブースをまわって、直接スタッフから話を聞き、自分に合ったボランティアやインターン先を見つけるための情報収集を行いました。どの団体のブースでも、国際協力への「きっかけ」を求め、熱心に話を聞き質問をされる参加者の姿が見られました。
アジア保健研修所(AHI)
セイブ・イラクチルドレン・名古屋
名古屋NGOセンター
最後の振り返りでは、少人数に分かれて今日の気づきや今後の取組みを共有する時間を設けました。
終了後のアンケートでは、「ボランティアや国際協力の形や考え方はそれぞれ違うけれど、どれも素晴らしいと感じました。志すものがしっかり根っこにあるようでした。」「たくさんの方が国際協力に関心を持ち、自分に何かできることはないかと日々を過ごし、そして今ここにきているということに勇気づけられました。」「マッチングの時間では、より自分が活動に参加する具体的なイメージを持つことができました。」などの感想も挙がりました。
ご参加いただいた皆様、出演者、出展者の皆様、ありがとうございました!
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