【実施報告】島根から世界へ!4名のJICA海外協力隊員が派遣前表敬訪問を行いました!

2023.11.01

島根から世界へ!

島根県から出発される2023年度2次隊4名のJICA海外協力隊員が10月12日(木)、島根県庁や出身地である松江市役所、大田市役所をそれぞれ訪問し、派遣国で予定されている活動内容や抱負を力強く語りました!

モロッコに「PCインストラクター」として派遣される水田悠介さんは、現地の職業訓練校にてWordやExcelといったOfficeの指導やそれらを活用したHPの作成指導などを行う予定です。
「PCなどの”モノ”だけにとらわれない、本当にモロッコに必要な支援を自分なりに考えて取り組みたい。また和菓子やお茶といった島根の文化も知ってもらいたい」

パラオに「青少年活動」の職種で派遣されるのは仙田悠人さん。自身も大学時代に始めたというセーリングの普及や発展に取り組みます。
「技術の向上や競技の楽しさを知ってもらうことはもちろん、スポーツを通した青少年の健全な育成や古来より島で使用されている伝統的な移動手段であるカヌーの使い方の習得や普及などを通して国の発展にも貢献したい」

ホンジュラスにて「障害児・者支援」の活動に取り組まれる木村猛さんは、知的障害者施設に入所・通所する方々を対象とした就労支援に主に取り組みます。
「ドキドキや不安もあるがコロナでため込んだエネルギーを爆発させて、自身が得意な歌や踊り、音楽を活かして”人”と”地域”が繋がるような居場所作りに取り組みたい」

フィリピンにて「防災・災害対策」の活動にあたるのは大田市出身で現役の消防士でもある山本士温さん。現地では小学生向けに防災意識向上のための授業をしたり、配属先と共に災害に対する避難基準・計画等の作成を行ったりする予定です。
「派遣前訓練を通して得た年代を超えたコミュニケーションを取ることの大切さを活かし、積極的にコミュニケーションを取りながら一生懸命取り組みたい。(帰国後には復職予定のため)現地で学んだことを大田市でも活かしたい」

島根県庁では丸山知事から、「あなたたちは相手国から必要とされている。日本との違いやコミュニケーションに試行錯誤することもあると思うが出発の準備をしっかりし、現地での活躍を期待している」と激励をいただきました。

国や言葉はバラバラですが同期として島根県から出発される4名のみなさん、怪我や健康にはくれぐれも気を付けて頑張ってください!
それぞれの派遣国での生活がどんな2年間となるのか楽しみですね。
みなさんも応援よろしくお願いします!いってらっしゃい!!!

(記:島根県JICAデスク)

島根県庁にて丸山知事と。みなさん堂々とされています。

島根県青年海外協力隊を育てる会から激励金をいただきました、ありがとうございます!

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