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【実施報告】太鼓の演奏を通した日本とアフリカの文化交流

#11 住み続けられるまちづくりを
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2024.02.24

和太鼓とアフリカ太鼓のセッション

日本アフリカ文化交流Day2024開催!

2024年2月24日(土)に、鳥取市国際交流プラザにおいて、JICA中国主催、icotto共催で、和太鼓とアフリカ太鼓の演奏を通した外国人住民と市民の交流会を開催しました。一般参加は80人を超え、大盛況となりました。

日本文化は繊細で力強い!

まず初めに、ふくべ砂神太鼓のみなさんによる和太鼓の演奏がおこなわれました。会場が震えるほどに大きく響き渡る和太鼓の重音に、終始、参加者のみなさんが圧倒されたようです。繊細な印象が持たれやすい日本文化ではありますが、ふくべ砂神太鼓のみなさんの、水の流れをイメージした動きを取り入れた表現と6つの太鼓が重なる迫力満点の音からは、繊細さだけではなく日本の力強い姿を見ることができました。「日本の伝統文化ってかっこいい!」と、きっとその場にいたみんなが感じたはずです。
演奏後には、和太鼓の体験時間が設けられ、外国人の皆さんや子どもたちが一緒になって和太鼓を楽しそうにたたくことができました。

アフリカ文化は楽しくておいしい!

和太鼓に続いてアフリカ太鼓を演奏していただいたのは、ギニア出身の民族音楽伝承者アラマ・ジュバテさんとジュバテ麻子さんご夫妻です。麻子さんはJICA海外協力隊としてアフリカのジンバブエに2年間派遣されていたご経験もあり、アフリカと強い縁があります。演奏をリードするのは普段から日本各地で演奏活動をしているアラマさんであり、どの演目にするかを当日の気分で突然変更することもある中、麻子さんがアラマさんの演奏に合わせて演奏するのだそうです。日本や欧米にはないアフリカ独特のリズムで叩かれる太鼓の音に会場が惹き込まれていきました。後半にはジュバテ家のお嬢さんたちが演奏に合わせてアフリカダンスを披露し、参加者全員がダンスを教えてもらいながら踊ることにより会場が一体となりました。
その後、ナイジェリア出身のご家族が講師となってみんなで作ったアフリカのスープ(チキンスープとビーンズスープの2種類)を参加者のみなさんに体験していただきました。すごくおいしいと言っていただきました。そうです、アフリカにはおいしい料理がたくさんあるのです!

遠く離れた日本とアフリカが身近な存在に!

鳥取にいる外国人住民の多くは、アジア出身ですが、実はアフリカ出身の住民もとても多いです。今回の参加者にも、JICA留学生も含んだ多くの鳥取県内のアフリカからの留学生やそのご家族がいました。普段交流することのない市民のみなさんと留学生が一緒に太鼓をたたき、子供たちは言葉が通じない中でも一緒に遊んでいる様子を見て、今よりもっとお互いを身近に感じることができる楽しい未来を想像することができて、本当にうれしかったです。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました!

和太鼓の演奏

アフリカ太鼓演奏

アフリカスープ体験

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