【実施報告in宇部】ヨルダンから宇部へ!岡﨑友里隊員が篠﨑市長を表敬訪問

2024.03.29

篠﨑市長との記念写真

السلام عليكم みなさん、アッサラームアライクム!
JICA海外協力隊として、中東ヨルダンの公立小学校に派遣され、現地での様子を定期的にヨルダン便り「ヤッラー」として紹介してくれていた岡﨑友里さんが、3月20日に帰国され、3月29日(金)11時半から宇部市の篠﨑市長を表敬訪問しました。

岡﨑さんは、現地にあるものを活用しながら、図画工作科や体育科、音楽科のような情操教育の普及に励み、現地の先生と一緒に授業やワークショップを積極的に実施しました。また、オンラインでヨルダンと日本の学校を繋ぐ交流活動にも尽力され、今後もこうした活動を続けながら、自分と関わる児童・保護者の方々に自分の経験・感じたことを伝えることで、山口県をはじめとする地域の皆さんが日本を見つめなおし、世界に目を向ける機会をつくっていきたいと報告されました。活動期間中に作成したヤッラー通信は、No.52号で最終号を迎え、教材として中東文化を知るだけでなく、日本とヨルダンの教育現場の違い、JICA海外協力隊員の活動や本事業の趣旨、現在の中東の情勢などを広く理解することが出来る内容になっています。
今後は、中東圏の外国人と関わる企業・教育機関・地域の皆さまに、様々な場面で引き続き活用検討していただきたいと思います。

現地での多様な価値観・教育現場の違いを市長・教育長に報告

岡﨑さんから、みなさんへメッセージ!(ヨルダン最終号No.52より抜粋)

人生で初めて上陸したヨルダンハシェミテ王国での生活、事前の情報からは知り得なかったことが起こり、刺激を受け、落ち込んだり、感動したり、本当に充実した日々を送ることが出来ました。数えてみると、602日間という時間をヨルダンで過ごしたようです。そのうち、活動した日数は324日、行ったアクティビティの授業時間は740時間。学校4校のうち、関わった先生たちは約100人、関わった子どもは、2000人以上。載せきれない写真、紹介しきれなかったことが山ほど…全てかけがえのない宝物です。現地の人たちはもちろん、ヨルダンで出会った他の隊員さんや日本人の方々、特にたまたま偶然同じ時期に同じ国へ派遣となった素敵な仲間(同期)に支えられ、これまで過ごしてこれました。残念ながらヨルダンからのお便りはこれが最後になりますが、読んでもらったみなさん、ありがとうございました!日本へ帰国し、新たな「始まり」を迎えるつもりです。いつかどこかで、また会いましょう!إن شاء الله インシャーアッラー(その機会は神がきっと与えてくれるはず!)

ヤッラー最終号No.52 602日間のヨルダン時間での出会い

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