【実施報告】JICA中国主催 2023年大学生等向け因島・西粟倉フィールドワーク合宿を実施しました!

2023.11.20

JICA中国では広島県尾道市因島、岡山県英田郡西粟倉村で、以下の日程で、大学生・大学院生・高専生を対象に9日間のフィールドワーク合宿を実施し、各合宿へは中国5県の大学から約10名が参加しました。

因島合宿:2023年8月20日~8月28日 9日間
西粟倉合宿:2023年9月9日~9月17日 9日間

本フィールドワーク合宿は、「地域づくり×国際協力」をテーマに、地域において国際協力促進や多文化共生社会実現に主体的に取り組む人材育成を目的に実施しました。

広島県尾道市因島では、世界各国で活躍する広島県出身の国際協力事業関係者(Team34)や、因島への移住定住を促進する株式会社プラス等とともに、参加者が「因島の多文化共生促進」という課題に取り組みました。参加者は、国際協力の地域開発手法(リソースマップ)、インタビュー方法の講義を受け、技能実習生へのインタビューを実施しました。その後、課題分析・整理を踏まえ、技能実習生と地域の人々の交流を促進する国際屋台イベント(甲冑体験、世界〇×クイズ、お菓子釣りゲーム)を企画し、因島水軍祭りにおいて開催しました。イベントを通じて、参加者は技能実習生、日本人双方の関心の違いを捉えながら交流を企画・促進させていく難しさを学びました。

岡山県英田郡西粟倉村では、岡山県有数の国際協力 NGO である特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(以下「AMDA-MINDS」と記載)、西粟倉村にある一般社団法人 Nest とともに合宿を実施しました。参加者はAMDA-MINDS による地域開発のアプローチの講義や、岡山県出身の海外協力隊員および地域住民へのオンラインインタビューを通じ、国際協力と地方創生の共通点を考えました。その後、課題分析・整理を踏まえ、小中学校での授業(小学校:地域学習と国際協力の接点探し、中学校:キャリア教育)や西粟倉国際フェスでの成果発表を行いました。

合宿の毎日の様子を、各フィールドワーク参加者がnoteに日記形式で書き綴っています。地域活性化、多文化共生に興味のある方、国際協力に携わりたい、将来的にJICA海外協力隊などを目指す方、そして今後のJICA主催フィールドワークに参加したい方、以下の関連リンクよりぜひご覧ください!

関連リンク:
因島フィールドワーク合宿 note
西粟倉フィールドワーク合宿 note
【参考動画】2021年度因島フィールドワーク合宿の様子

【因島】インタビューした技能実習生との集合写真

【西粟倉】西粟倉国際フェスでの成果発表後の集合写真

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