スポーツ×国際交流イベント開催!

#3 すべての人に健康と福祉を
SDGs
#10 人や国の不平等をなくそう
SDGs

2023.12.11

12月3日は国際障害者デー

12月3日はすべての人を包摂し、すべての人が参加できる社会がもたらす恩恵に焦点を当てることを目的に、国連総会にて「国際障害者デー」に制定されました。
そんな3日(日)、広島国際プラザの体育館では、スポーツ×国際交流のイベント「国際交流スポーツフェスタin Hiroshima」が開催されました。

年齢・性別・国籍・障害に関わらず楽しむことができるスポーツを通して交流を深めるイベントとして開催され、行われた競技はボッチャ、シッティングバレー、キンボールの3競技です。
ボッチャはパラリンピックの正式種目にもなっており、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤と青のボールをいかに近づけるかを競うスポーツで、陸上のカーリングと呼ばれています。最初はなかなかジャックボールに近づかなったり通り過ぎたりと難しそうでしたが、チーム内でどう投げたら良いのかどこをめがけて投げるかなどを話し合っていくうちにどんどん上手に!
シッティングバレーは座った状態でのバレーボールで、こちらもパラリンピックの正式種目になっています。2種目になってくるとチーム内での声掛けも増えてきて、「任せた!」「はい!」など積極的に声を掛け合っている様子が見られ、笑い声も増えてきていました。
最終種目はキンボール!直径122cmの大きなボールを床に落とさないよう、チームで協力し合う競技です。他の2つの競技に比べて経験者が少なかったので、最初は恐る恐る競技をしている様子も。ですが、回数を重ねていくうちに競技スピードもあがっていき、走り回ってボールを追いかけ、外野からも応援が飛び交っていました。

ボッチャ

シッティングバレー

キンボール

9カ国40名がスポーツで交流!

本イベントは昨年度から続くイベントであり、広島市立大学、広島大学、広島文化学園大学の14名の学生が主体で行われました。
JICA中国は後援として参加させていただき、当日は広島県内に住んでいるインド、インドネシア、カンボジア、キリバス、ナイジェリア、ベネズエラ、モーリシャス、ルワンダ8カ国の留学生が参加。留学生らは「スポーツをする機会がなかなかないので、新しいスポーツを楽しめて良かった」「スポーツを通して交流することで楽しく交流できた」という声をいただきました。
新しいスポーツのルールを参加するのはなかなか難しいようでしたが、英語やジェスチャーを交えて説明しあう様子もよく見られました。日本人参加者も20名を超える方にご参加いただき、最後にはチーム内で連絡先を交換する姿も見られ、年齢・性別・国籍・障害に関わらず良い交流の機会になった様子が見受けられました。

12月という寒い中でしたが、体育館の中は熱気あふれる時間に。
参加者の皆さん、ご参加いただきありがとうございました。スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
来年も開催予定のイベントのようなので、気になった方は来年の開催を楽しみにしていてください!

説明は全て日英で

運営は全て学生主体

学生を見守る先生たちは協力隊経験者です

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