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【実施報告】「難民の故郷の味フェア」開催しました

#16 平和と公正をすべての人に
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2024.06.24

2024年6月11日(火)から6月24日(月)までの2週間、ひろしま国際プラザのレストラン「ラコルト」で「難民の故郷の味フェア」を開催しました。

毎年6月20日は 「世界難民の日」(World Refugee Day)、難民の保護と援助に対する世界的な関心を高めるため、2000年に制定されました。難民問題は世界の喫緊の課題となっており、残念ながら年々その数は増えています。そして日本にも、これまで1万人以上の難民が逃れてきており、もちろんウクライナ以外の国からの方も多くいらっしゃいますが、その事実はあまり知られていません。そして彼らにも、私たちと同じく、愛する故郷の味があります。

身近な食を通じて、これらの現状と課題、私たちになにができるかを考えるきっかけとするため、「世界難民の日」の前後2週間を難民の故郷の味フェア期間とし、レストラン「ラコルト」のエスニックバイキングメニューのうち毎日数品を、難民を多く輩出している国(過去に輩出していた国を含む)の料理を日替わりで提供しました。
この様子はメディアにも取り上げて頂き、またレストランを利用したお客様からも「今まで知らなかったけれど、美味しい食事を楽しみながら世界の問題に触れることができた」と好評でした。


フェア期間中に皆様からお寄せ頂いた募金2,711円を、日本に来た難民への支援活動を行う「特定非営利活動法人 難民支援協会 Japan Association for Refugees」へ寄付させて頂きました。ご協力ありがとうございました。
レストラン「ラコルト」では、街中のレストランではなかなかお目にかかれない珍しい世界の料理を毎日お楽しみ頂けます。また、ひろしま国際プラザ館内では世界の課題や平和について分かりやすく理解し、考えることのできるパネルやオブジェも展示しています。JICA中国ではこれからも、身近なところから世界に触れ、考える機会を提供してまいります。

難民に関する展示も行いました

皆様のお気持ちを寄付しました

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