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【実施報告】JICA留学生が大学生フィールドワークに参加し、地元小学生と交流を行いました

#15 陸の豊かさも守ろう
SDGs
#17 パートナーシップで目標を達成しよう
SDGs

2024.09.10

森林事業地視察

鳥取大学で学ぶJICA留学生(長期研修員)が岡山県西粟倉村で実施したJICA大学生フィールドワーク合宿に参加!

JICA中国が主催し、大学生を対象に岡山県西粟倉村で実施したフィールドワーク合宿(開催2024年9月9日から18日まで)に、鳥取大学の博士課程で就学中のJICA長期研修員2名(パレスチナ、ケニア)が1泊2日で参加しました。
参加した研修員は、フィールドワーク合宿に参加する大学生と一緒に、村の基幹事業となる森林現場の視察や、国際協力について意見交換を行う等をしました。また、地域の子どもたちに出身国の紹介と共に出身国の食事を一緒に作るなど、地域交流も行いました。

小学生との対話から「将来、自分の生まれた地域がよりよくなるような変化をつくっていきたい」

1泊2日のフィールドワーク合宿に参加した研修員からは、「森林事業での生物多様性の取組みは自国でも参考になるアイディアだった」「多様な背景をもつ大学生や子どもたちとの活発な対話の中からは、多くの気付きがあり、充実した機会だった」「大学生活では地域の方々とコミュニケーションを取る機会が少ないのでとても良い機会だった。」との声があがりました。

参加後に研修員が印象深かったと教えてくれたエピソードを紹介します。
交流した地域の子どもたちから「大人になったら、何になりたい?」といった質問を受け、既に、30歳を超える大人である研修員はこの質問に考えさせられつつも「将来、自分の生まれた地域がよりよくなるような変化をつくっていきたい」と自身の目的を改めて自覚させられたと同時に、子どもたちにそのように答えたそうです。
この答えは、日本においても、地域の未来を担う子どもたちにも通じる言葉だったと思います。

JICA中国では、今後も研修員との交流や相互理解を促進する事業を実施していく予定です。
研修員の日本の地域への理解・愛着が深まるとともに、地域の子どもたちにとっても、このような機会が世界の国々や国際協力に対する関心を少しでも高めるきっかけになれば幸いです。

意見交換の様子

意見交換の様子

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