広島県東広島市と連携覚書を締結しました
2025.03.13
国際協力機構(JICA)中国センターは、2025年3月5日(水)、JICA中国と東広島市とが相互に連携・協⼒しながら国際協⼒及び国際理解を推進するとともに、東広島市における多⽂化共⽣及び多様な⼈材の活躍を推進することを⽬的に、広島県内の⾃治体では初めて、連携覚書を締結しました。署名は東広島市役所において、村岡啓道JICA中国所長と東広島市髙垣廣徳市長との間で行われました。
JICA中国は1997年に広島県東広島市に移転して以来、東広島市において長年にわたり研修員の受入れやボランティア派遣事業、またまた国際理解などの開発教育支援事業、さらには東広島市を代表するお祭りに研修員が参加する等、様々な事業において東広島市と連携してきました。また近年は外国人との共生社会の実現機運が高まる中、東広島市は人口の5%が外国人を占めており、これまで「やさしい日本語セミナー」の実施や外国人市民・市に所在の団体・民間企業を巻き込んだ「防災運動会」等を、東広島市とJICA中国と連携して実施して参りました。
この度の連携覚書を契機に、JICAが開発途上国で培ってきたノウハウや国内外とのネットワークを活用して今後より一層の連携促進を図り、多文化共生及び多様な人材の活躍促進を相互に取り組んで参ります。
連携覚書の主な内容は以下のとおりです。
1 市民の国際協力及び国際理解の促進
2 JICAが実施する開発途上地域からの研修員の受入れ、ボランティア派遣事業、草の根技術協力事業等の推進
3 市内大学及び団体等による国際協力及び国際協力を通じた市民等への寄与の促進
4 国際協力及び多文化共生の促進を目的とした、外国人市民の生活環境の充実、日本人市民とともに活躍できる環境づくり、並びに外国人市民と日本人市民の交流促進
5 市内企業の海外展開及びグローバルな産業人材育成等の促進
6 前各号に掲げるもののほか、双方が合意する事項
参考:独立行政法人国際協力機構との連携覚書の締結について/東広島市ホームページ
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