JICA海外協力隊が広島からガボンへ派遣されます!

2024.04.15

広島県と福山市へ表敬訪問

2023年度4次隊として、藤井さんがアフリカのガボンへ派遣されます!
ガボンは中央アフリカに位置し、国土のほぼ中央を赤道が通っている西アフリカの国です。
そんなガボンの妊婦検診や乳幼児健診を含む母子保健をしている保健センターに藤井さんは看護師として派遣されることになりました。
派遣に伴い、出身の広島県と福山市へ表敬訪問に伺いました。

湯崎知事からは、世界の様々な課題に対して各々の専門性と関心をもって取り組む活動に広島から参加者がでるのは大変心強い。言葉や生活習慣が違う国での活動は困ったことも多いと思うが、自分の成長にもつながることなので新しいことを学びながら困難を乗り越えてきてください。と激励をいただき、様々な国の人に出会っている湯崎知事でもガボンの人に出会うことは大変稀なようで、広島とガボン双方の理解をすすめて双方をつなげられるように健康には気を付けて帰ってきてくださいとあたたかいお言葉をいただきました。

枝広福山市長からは、現地の人の力になりたいという気持ちは敬意を表するものであり、活動を通して視野を広げて自分の糧にしてきてほしい、福山市は福山ネウボラを進めているため、帰国後はガボンでの経験を活かして日本の子どもや保護者に還元してほしいと激励をいただきました。枝広市長はフィリピン大使館時代に協力隊と親交があったようで、協力隊にはローカルなことなどいろんなことを教えてくれましたと協力隊との良い思い出をお話してくださりと笑いの絶えない訪問となりました。

藤井隊員(左)と湯崎知事(右)

枝広市長(左)と藤井隊員(右)

ガボンへの想い、広島県でバトンをつなぐ

藤井さんが派遣されるガボンの保健センターはこれまでも協力隊員が派遣されていました。
前任者は広島県出身の延原さんで、偶然にも広島県出身者が連続して同じ保健センターに派遣されることに!

延原さんは助産師としてこれまでの知見を活かして活動していましたが、藤井さんは看護師として派遣されます。それぞれの専門性は違いますが、ガボンの力になりたいという想いは同じです。
湿度が高いので洗いやすいものが良い!防犯にはこれを使ったら便利!ガボン人とのコミュニケーションの取り方など、ガボンの生活、活動先のことをメインに楽しく情報交換をすることができました。
ガボンは在住日本人が少ないのでネットで情報を探しても情報も集まりにくく、配属先の情報を知ることもなかなかできません。今回は同じ広島県から出発することになったため、前任から後任へ直接バトンをつなぐことができました!

日本と違うことで戸惑うこともあるかもしれませんが、くれぐれも事故と体調には気を付けて。
いってらっしゃい!

前任の延原さん(左)と藤井さん(左)

OB会主催の壮行会

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