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「ルワンダ人に聞いてみよう!ルワンダってどんな国?」を庄原市で開催!

2024.06.04

JICAでは、開発途上国からその国の未来を担う方を日本に呼んで大学院に通っているJICA留学生がいます。
広島では広島大学に多くのJICA留学生がいるのですが、庄原にもいるのをご存知ですか?

県立広島大学の庄原キャンパスには現在2名のJICA留学生が在籍しています。普段はそれぞれの研究を進めたり、地域の日本語教室に通ったりと忙しい毎日を過ごされています。外国人が地域に住んでいることが知っていても、どんな文化の国から来ているのか話す機会はなかなかないかもしれません。
6月2日(日)に広島県の庄原市にある楽笑座にて、ルワンダから来ているクイゼラさんを特別講師にお招きし、庄原の皆さんにルワンダがどんな国か紹介していただきました!

残っていた参加者と集合写真

会場の楽笑座

ルワンダはアフリカの東側に位置している、小さな国です。中国地方よりも小さい国土ですが、人口は約1,400万人もいます。
コーヒーや紅茶が有名で、ICTもかなり進んでおり、ほぼ全ての国民がスマートフォンを持っているのだとか。イニャンボと呼ばれる角が大きい牛がおり、伝統的なダンスにはイニャンボを模した振付があったり、お祭りでは牛が登場したりとルワンダ人にとってかかせない動物のようです。そして、日本よりはるか前からレジ袋の廃止が始まり、プラスチックの包装はなく、ごみも全く落ちていないんだとか。
今回は県北に住んでいる方を中心に40名を超える方に参加いただき、
「ルワンダの悲惨な過去については情報があったが、こんなに緑が豊かで文化もおもしろい国だということを初めて知った」
「プラスチックごみが街に落ちていないということに驚いた!」
など、クイゼラさんの話を聞いていろんなことが知ることができました。

ルワンダって遠い国に思っているかもしれませんが、普段飲んでいるコーヒーや紅茶がルワンダから来ている可能性もあるかもしれませんね。
世界の多くの国は遠い国だと思っていても、実は自分たちの生活にはかかせないとても身近な国かも…。
参加していただいた皆さま、しょうばら国際交流協会の皆さま、ありがとうございました!

JICA留学生のクイゼラさん

たくさんの方が真剣に話を聞いてくれました

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