【実施報告】第31回 山口県国際教育研究大会を実施しました!



2024.08.17
JICA海外協力隊員として、ヨルダンで学んだことを報告する岡﨑先生(2022年度1次隊/ヨルダン/小学校教育)
第31回目となる山口県国際教育研究大会が2024年8月17日(土)に山口県健康づくりセンターで開催され、当日は山口県内の教育関係者・学生の方々総勢50名以上が参加しました。午前の部では、日本人学校・JICA海外協力隊員の帰国報告会や異文化理解ワークショップの実施、午後からは、地域に住む外国人との交流が出来るワールドカフェ、関西外国語大学教授の直山木綿子氏を講師に招いた講演会が行われました。
午前の部の異文化理解ワークショップでは、認定特定非営利活動法人開発教育協会(DEAR)発行「レヌカの学び」を行いました。「〇〇の国の人」ではなく、相手のことを知ろうと思う自分自身の考え方の変化に着目することで、自分の中の思い込みに気づくきっかけとなり、また、異文化理解のカギは自分自身にあることを実感する時間を過ごしました。
またJICA海外協力隊員の帰国報告会では、岡﨑友里さん(2022-1/ヨルダン/小学校教育)が登壇し、現地の方々から教わったこと、自分自身が大切にしたい思い、これからの日本とヨルダンの学校現場に必要なことについて報告しました。
ヨルダンの子供たち、教員の方々との生活を通して、自分のこれまでの当たり前が、当たり前でなかったことに気づいたと話す岡﨑さんは、「学ぶことは自分自身の世界を広げることなので、今を大切に、そして今できることを一歩踏み出しましょう」と会場の教育関係者に語りかけ、会場では深く頷く参加者の姿も見られました。
本プログラムを通して、様々な国の価値観や文化と触れ合い、これからの国際教育を考えるきっかけになったことと思います。
グループ内で異なった意見について話し合い、自分自身・相手の価値観に触れ会う場面
JICA海外協力隊体験談では、ヨルダンの教育現場、文化や習慣の違いを紹介
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