【山口県 実施報告】JICA海外協力隊マルシェ&2024年度秋募集説明会in山口KDDI維新ホール



2025.01.10
イベント終了後、県内JICA海外協力隊経験者と参加者、運営スタッフで記念写真
10月19日(土)、山口市KDDI維新ホールにて、山口県内のJICA海外協力隊経験者による協力隊マルシェ&2024年度秋募集説明会を開催しました。
当日は、協力隊経験者によるブースが立ち並び、陶芸品の展示、アフリカ布製の洋服・エチオピアのカゴバックや雑貨・野菜&ブルーベリーを開発した製品説明等を通して、隊員の多様性や、日本に帰国した後の活動を紹介しました。そこで関心を持っていただいた方には、JICA海外協力隊の制度説明や個別相談を行いました。
午後からの募集説明会では、現在JICA海外協力隊として派遣中の山根かれんさん(派遣年度:2024年、派遣国:ラオス、職種:コミュニティ開発)とオンラインで接続し、現地の生活や活動の様子を生中継で発信しました。起業トークセッションでは、帰国後に山口県阿武郡阿武町で農家民宿を営む田代ゆかさん(派遣年度:2016年、派遣国:ジャマイカ、職種:環境教育)が登壇し、2年間の隊員活動と、帰国後のキャリアについて紹介しました。田代さんは、「派遣中に一人ではなく、地域を巻き込みながら行動していく大切さを学び、それが日本でも活かされている」と自身の活動を振り返り、「言語習得に苦労したが、JICAによる派遣前訓練などのサポートもあるため、自分の可能性を大切にしてほしい」と会場にいる参加者へ語りかけました。
説明会の閉会後も会場では、参加者と協力隊経験者による座談会はしばらく続き、イベントに参加した山口県内の大学に通う学生さんからは、「将来協力隊に参加するために、在学中にしておきたいことが明確になった」とのコメントがありました。
協力隊への参加をキャリアの一つとして考えてもらうきっかけになったのではないかと思います。
県内各地の協力隊経験者たちによる協力隊マルシェ
荒瀬さん(派遣国:フィリピン、職種:野菜栽培)によるブルーベリー開発製品コーナー
吉松さん(派遣国:エチオピア、職種:体育隊員)によるカゴバック販売コーナー
金平さん(派遣国:ケニア、職種:栄養士)によるアフリカ布の洋服注文受付コーナー
青年海外協力隊山口県OB会山尾会長(派遣国:インド・職種:日本語教育)による陶芸品紹介(真鍋OB作)コーナー
現在派遣中の山根隊員(派遣国:ラオス、職種:コミュニティ開発)に、会場から現地の生活や隊員活動について質問
協力隊経験を経て、帰国後に農家民宿を営むことになった経緯を話す田代さん(派遣国:ジャマイカ、職種:環境教育)
協力隊経験者と参加者による座談会の様子
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