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「JICA×ミライノ* 高校生がデザインする社会課題解決コンテスト」を実施!

2025.04.16

2025年3月27日(木)、東広島市が設置しているイノベーション創出拠点であるミライノ*で、「JICA×ミライノ* 高校生がデザインする社会課題解決コンテスト」を実施しました。
ミライノ*と共催で実施するイベントは初めてでした。当日は、12チーム30名近くの高校生さんが参加し、それぞれの社会課題解決アイディアを発表しました。JICA中国からは、審査員、コメンテーターの合計3名が参加しました。

短期間で13チームのエントリー

本コンテストは、東広島市産業振興課、ミライノ*、JICA中国で実施する初のイベントでした。東広島市内在住または市内の高校に通学する高校生のみなさんの探求活動の成果を発表する機会とすると共に、ミライノ*、JICAを知って欲しいという目的でから企画に至りました。開催は高校生のみなさんが平日でも参加しやすい春休み。募集から実施まで、5週間というタイトスケジュール且つ、初のイベントということもあり参加者がいるか実は不安でもありましたが、13チームものエントリーがあり、内12チームがコンテストに参加しました。
日頃から社会課題にアンテナを張って、学校以外の場でも発信をしようという姿勢の高校生のみなさんには感服しました。

▼参加チームと募集要項
【終了】JICA×ミライノ⁺ 探究×未来:高校生がデザインする社会課題解決コンテスト - 東広島イノベーションラボ ミライノ+

会場は大盛況!

当日は、会場に入りきれないくらいの参加者、オーディエンスのみなさんが集まりました。多くのみなさんが集まり、コメントを担当するJICAスタッフも緊張です。ミライノナビゲーター岡野さんの元気な司会によりコンテストがスタート。発表時間は1チーム7分で、発表内容は、広島ならではの廃棄される「牡蛎殻」の課題や外国人の人口比率が中国地方トップ(人口の約5%)の東広島市民視点での課題から、国際社会に向けた課題まで幅広い発表が12チームからノンストップでおこなわれました。
JICAとしても、多文化共生や国際社会の課題に日頃から関心を持っている高校生さんが多くいらっしゃることを知れる機会となり、自治体と共にこのような機会を創出することの重要性をあらためて認識しました。

アジアでの教育格差の課題解決の発表についてコメントをしている様子

スマホ、ネットリテラシーについての課題ついてコメントをしている様子

参加者の声

今回参加した高校生からは、大きく分けて3つの視点から気づきを得た旨の感想がありました。1.他校との交流、2.プレゼン力、3.視点の持ち方 高校生のみなさんにとって、気づきの多いコンテストとなり、開催をして本当に良かったと思っています。

高校生のみなさんの声:

「自分にはあまりない国際的な視点でものごとをみている所も多かったので自分が気づいてない社会問題もかなりあるということを学んだ」
「他の学校の生徒さんと交流する機会は今まではあまり参加していなかったのですが、今回参加してみて他校や他学年のレベルの高さを知ることができた。」
「自分たちの意見により説得力をもたせるにはどうすればよいのかを考えてプレゼンを作ることの大切さを学ばせていただきました。」

最後はミライノポーズで

2025年度も実施予定です♪

コンテストに参加した高校生の生き生きとした表情で課題解決について発表をする姿、そして発表に聞き入る様子や実施アンケートの声からも、今回のイベントを東広島市産業振興課、ミライノのみなさんと一緒に実施できて本当に良かった、と思いました。
本年度もまた高校生のみなさんの笑顔に会いに、今回のようなコンテストを企画・実施できればと考えています。

JICA審査員から高校生のみなさんへメッセージ

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