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大鳥居を背景に!

いざ、宮島へ

 2025年9月20日(土)、31名のJICA研修員が宮島を目指してひろしま国際プラザを出発しました。途中、近くのコンビニエンスストアでスナックや昼食を買い、バスは宮島を目指します。天気はあいにくの曇り空ですが、研修員は笑顔いっぱいです。なんと今回のツアーに参加した研修員の出身国は17か国にも上りました。英語やスペイン語、フランス語が飛び交う賑やかなツアーの始まりです。

それぞれのMIYAJIMA体験

 宮島に向かうフェリーでのこと。デッキで海を見つめているネパールのリラさん。「どうしたの?」と声をかけると、「私の国には海がないから、今日は海を見ることができてとても嬉しいです。」という答えが返ってきました。宮島到着までしばらくの間、海からの風を受けてデッキにたたずむ凛とした姿がとても印象的でした。
 この日も宮島には多くの外国人観光客が訪れていました。あるグループのガイドさんがスペイン語でアナウンスしているのを聞いて、耳がぴくぴくっと動いたのは、排水処理技術コースの研修員たちです。「こんにちは!どこから来たの?」と早速スペイン語で話しかけます。流暢なスペイン語を話すガイドさん、ペルー出身の日系の方だったようで日本語もとってもお上手。「こんなところで会うなんて」としばらくスペイン語の会話を楽しんだ研修員でした。
 グループに分かれて厳島神社を参詣した後は、昼食を含めてフリータイムです。コンビニで購入した昼食を食べる人もいれば、日本食レストランに挑戦した人もいました。「何が食べたい?」との問いに「ポーク!絶対ポーク!」と言ったのは、コートジボワールのアコミアンさんです。ポークが大好きなんだそう。ブルキナファソのアルフォンスさん、フローレントさん、カメルーンのノノさんと一緒にかつ丼を注文。みんなより少し長く日本に住んでいるノノさんが箸の持ち方をレクチャーし、全員美味しく完食です。焼き牡蠣も食べ、心に残る昼食となったようです。

もみじ饅頭手焼き体験に挑戦

 もみじ饅頭の手焼き体験もしました。手を洗ってエプロンをつけて、ガス台の前に立つとみんなのテンションが上がります。「疲れたから手焼き体験はしない。」と言っていたネパールのイシュワールさんも、いつの間にか楽しそうにもみじ饅頭を焼いていました。体験会場では日本語も入れて4か国語が飛び交いとっても賑やか。皆さん、きれいに焼けたもみじ饅頭を手に「どうだ!」と言わんばかりに写真撮影。「食べるのは会場をでてから…」と言う前に、さっそく焼きたてのもみじ饅頭をおいしそうに食べる研修員もいましたが、お店のスタッフも大目に見てくださっていたようです。お店の方、ありがとうございます。
 途中で何度か雨に降られましたが、宮島で色々な体験をし、研修員たちは日本での休日をとても楽しんだようです。この宮島ツアーでリフレッシュできたことで、その後の研修も良いものになったと思います。本ツアーでは、ボランティアの皆さんにもご協力いただきました。ご協力いただいたボランティアの皆さん、もみじ饅頭手焼き体験のスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

久々のポークに舌鼓

久々のポークに舌鼓

上手く焼けました!

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