【広島県:実施報告】広島県家族連絡会を開催しました!
2026.02.20
広島でみんなの帰りを待っているよー!
JICA海外協力隊は、開発途上国で現地の人々と共に生活し、異なる文化・習慣に溶け込みながら、草の根レベルで途上国が抱える課題解決への貢献を目的に2年間派遣され、海外協力隊員はそれぞれの想いをもって派遣されていきます。
意気揚々と出発する隊員の気持ちとは裏腹に、それを見守るご家族の方々は不安や心配がつきないかもしれません。
JICA中国は、海外協力隊員を送り出されたご家族を対象に、2026年2月7日、広島市留学生会館にて「2025年度広島県JICA海外協力隊家族連絡会(以下、家族連絡会)」を開催しました。
家族連絡会は、JICAボランティア派遣事業の理解を深めていただくと共に、ご家族を含む関係者同士が情報交換をおこなう場として開催しています。途上国で活躍されている隊員にJICAがどの様な支援を行っているのか、事故や病気になった時の対応、帰国後の進路支援や、世界各地に派遣されて現在は広島で活躍しているOV(Old Volunteers=協力隊経験者)とお話ができる場を設けています。
当日は、マダガスカル共和国、ガーナ共和国、ザンビア共和国、ドミニカ共和国、コロンビア共和国、コスタリカ共和国、エルサルバドル共和国、ペルー共和国に派遣中の隊員のご家族に加え、広島県在住の協力隊経験者も参加いただきました。また、今年1月までガーナ共和国にコミュニティ開発の職種で派遣されていた田川さんをゲストスピーカーとしてお招きし、派遣当時の活動内容や現地での暮らしについてお話しをいただきました。
田川さんはガーナのNGOで障害当事者と家族のエンパワメントを支援する団体で活動していました。「2年間を通して、生活も活動もうまくいかなくて、悩んだことや大変なこともたくさんありましたが、悩んだり落ち込んだりしていると誰かが声をかけてくれました。水や電気、物は日本より不足しているかもしれませんが、ガーナ人の大きな心にたくさん助けられ、大変さも含めて貴重な経験ができました。JICA海外協力隊としてガーナに派遣されて良かったと思います。現地では言えない思いなどもあるかもしれませんし、何気ない家族とのメッセージで元気になることもあります。」と優しいメッセージを伝えてくれました。
田川さん(ガーナ/コミュニティ開発)
会場の様子
田川さんの体験談の後は座談会にうつり、個別グループに分かれて参加者家族とOVが意見交換をしました。
派遣国によって事情は違いますが、OVの実体験からでてくる言葉は力強く、話をしているうちに参加されているご家族の皆様の表情も柔らかくなっていたり、帰国が近い隊員の家族の方が出発したばかりの隊員のご家族に、「心配しなくても大丈夫」と話をされていたりと、それぞれのテーブルから笑い声が溢れていました。
参加された家族の皆様からは「帰国してから話を聞くのが楽しみになりました」「経験者の話を聞け、楽しい時間を過ごさせてもらいました」「娘も興味を持っているので、いろんなことが聞けて安心しました」など、不安解消だけでなく、本イベントを通してJICA海外協力隊事業への理解も広がったように思います。
参加してくださったご家族の皆様、OVの皆様、ありがとうございました。
JICA海外協力隊はご家族を含めた多くの皆様の支えの元、派遣することができています。
JICA中国では、これからも多くの隊員が広島県から無事に出発して活動を全うして帰国することを応援しています。
JICA海外協力隊の派遣中の様子ついては「JICA海外協力隊の世界日記」、広島県の情報については「広島県JICAデスクのFacebook」で発信しています。是非ご覧ください!