【岡山県:実施報告】山陽学園大学でJICA海外協力隊セミナーを行いました。
2025.07.16
2025年7月10日(金)、山陽学園大学の山田 勇人准教授が担当される総合人間学部言語文化学科の「基礎演習Ⅰ」にて、JICA海外協力隊セミナーを実施しました。
JICA海外協力隊セミナーでは、現地での活動内容や海外協力隊の活動前後のキャリア等を経験者から話をすることで、海外協力隊への関心向上や応募検討者の疑問解消を目指しており、主に専門学校や大学等の教育機関で不定期に開催しています。
今回、山陽学園大学のセミナーでは、JICA海外協力隊としてモロッコに派遣されていた永田さん(職種:日本語教育、派遣期間:2023年~2025年)をオンラインで講師に招き、モロッコでの活動や協力隊に参加した理由等について詳しく話してもらいました。
永田さんは、学生さんにはあまり馴染みのないモロッコという国や文化の説明、活動についてもクイズを交えて楽しく紹介しました。言語や文化に興味のある学生さんが多かったため、日本語教育という職種で派遣されていた永田さんによる、日本とモロッコの文化の違いや日本語指導の話を、学生さんは興味深く聞いている様子でした。特に永田さんが現地の大学で日本語を指導する中で、現地の学生は漢字を勉強するのに苦労している現状に対し、漢字を成り立ちから教えたり、習字の体験をさせたりしながら指導していたエピソード等は、日本語教育に関心がある学生さんたちの印象に残ったようです。学生さんからは、「モロッコと日本の似ている点はありましたか?」や「一番うれしかったエピソードを教えてください」、「現地の人とのかかわりで大切にしていたことは何ですか」等、沢山の質問が挙がりました。また、「将来、JICA海外協力隊に参加したい場合、今からどんな準備をすればいいですか」という質問もあり、JICA海外協力隊にも関心を示してくれていました。
世界で活躍する先輩の雄姿を通じ、海外に飛び出したい、いつかJICA海外協力隊に参加したいといった気持ちに繋がっていれば嬉しく思います!
JICA中国では、中国5県でのJICA海外協力隊セミナーを積極的に実施しています。セミナーに関心のある方は、JICA中国 市民参加協力課 ボランティア班(jicacic-jocv@jica.go.jp)までお気軽にご連絡ください!
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