【インターン生:活動報告】 「にほんごひろばU-18」でお楽しみ会を行いました!

2025.09.09
新聞紙ゲームの様子
私たちJICA中国インターン生は、8月23日、27日、30日にサンスクエア東広島で毎週開催されている「にほんごひろばU-18」を訪問させていただきました。「にほんごひろばU-18」では、東広島市に住む外国につながる子どもの宿題の手伝いや日本語の指導が行われたり、友達づくりの場となっています。そこで私たちも、にほんごひろばU-18のメンバーの方と一緒に、小中学生の宿題のお手伝いをしました。また、8月30日には、私たちの企画によるお楽しみ会を開催し、子どもたちと様々なゲームをして楽しみました。
本報告では、30日のお楽しみ会の様子についてお伝えします。
名前の足し算ゲーム
まず初めに、「名前の足し算ゲーム」をしました。簡単にいうと周りの人の名前を暗記するゲームで、U18に来る友達の名前を覚えることを目的に行いました。
1グループ10人ほどのグループを3つ作り、グループごとにその輪にいる人の名前を覚えていきます。最初にスタートする人は自分の名前を自己紹介するだけで良いですが、2番目の人は前の人の名前と自分の名前を伝え、3番目の人は3人分の名前を伝え…、と順番が後になるにつれて覚える名前が増えていく、というものです。10名1グループで暗記ゲームをしたため、なかなか覚えるのが難しかったようですが、グループ内のお友達の名前をお互いに教え合い、協力して名前を覚えようとする様子が伺えました。
新聞紙ゲーム
次に、「新聞紙ゲーム」を行いました。このゲームでは1チーム3〜4人になり、最初に広げた新聞紙に全員が乗ります。次に新聞を半分にたたみ、その次にはさらに半分に、とどんどん小さくなっていく新聞紙に最後まで乗ることができたチームが勝ちになります。
子ども達は低学年の子をおんぶをしたり、みんなで抱き合って片足立ちをしたりして、新聞紙から落ちないように工夫していました。このゲームはとても盛り上がり、最後の2チームの優勝決定戦では、子ども達みんなが歓声を上げていました。1位のチームには景品があり、とても喜ぶ様子が見られました。
今回開催したお楽しみ会では、言語を用いず、体を動かして協力するアクティビティを中心に、U-18に参加している子ども達同士の交流を深める目的で様々なゲームを行いました。
子ども達は私たちインターン生に対して、初めは少し距離を置いていましたが、一緒に楽しい時間を過ごすことで、関係性が徐々に深くなりました。とても元気な子ばかりで、ゲームの進行は難しい部分もありましたが、U-18の先生方、ボランティアの方々のご協力のもと、無事イベントを終えることができました。
3回の訪問を通して、地域における子ども達の学校や家庭以外の居場所の重要性を感じることができ、今後も東広島市内の子どもの居場所づくりに、様々な形で関わっていきたいと感じました。
報告:JICA中国インターン生 広島大学 総合科学部 3年 佐藤友哉
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