【島根県:実施報告】しまだい留学WEEKで「JICA海外協力隊よろず相談会&協力隊セミナー」を開催しました
2026.06.05
元JICA海外協力隊員による体験談や〇×クイズを通じて、JICA海外協力隊を身近に感じる時間となりました
島根大学が行う「しまだい留学WEEK」とのタイアップ企画として、島根大学グローバルコモンズにてJICA中国と島根県JICAデスクによる「JICA海外協力隊よろず相談会&協力隊セミナー」を開催しました。留学だけでなく、卒業後や社会人経験を経て海外と関わる道を知ってもらうことを目的に、制度説明、〇×クイズ、JICA海外協力隊経験者によるチュニジア共和国での活動体験談を組み合わせ、学生の皆さんが気軽に参加できる企画として実施しました。
今回の企画では、「国際協力に関心はあるけれど、何から調べたらよいか分からない」「留学以外にも海外と関わる方法を知りたい」という学生の皆さんに向けて、JICA海外協力隊の制度や応募までの流れ、派遣先での暮らしや活動のイメージを紹介しました。セミナーというと少し堅い印象がありますが、会場では個別相談の時間も設け、進路、語学、専門性、帰国後のキャリアなど、一人ひとりの関心に合わせて話せる雰囲気を大切にしました。
制度説明として、JICA海外協力隊に関する〇×クイズを実施しました。「語学が完璧でないと参加できない?」「活動分野は教育や医療だけ?」「大学生のうちから準備できることはある?」といった問いを通じて、参加者が楽しみながら制度の特徴を知る時間となりました。クイズ形式にすることで、初めて協力隊を知る学生も参加しやすく、協力隊に対するイメージや疑問をひも解きながら理解を深めることができました。
後半では、元JICA海外協力隊員の方に、チュニジア共和国での隊員経験についてお話しいただきました。現地での活動内容だけでなく、生活の中で感じた文化の違い、言葉が十分に通じない場面での工夫、地域の人びととの関係づくり、そして帰国後にそれらの経験がどのように活きているのかなど、経験者だからこそ語れるエピソードが紹介されました。海外で活動することは、特別な能力を持つ人だけのものではなく、相手を知ろうとする姿勢や、目の前の課題に向き合う力を少しずつ育てていく経験でもあることが伝わる時間となりました。
しまだい留学WEEKは、学生が海外留学や国際交流を身近に感じるための機会です。今回の企画では、そこに「国際協力」という視点を加えることで、海外で学ぶ、働く、地域の人とともに活動するなど、多様な関わり方を考えるきっかけを提供しました。参加した学生にとって、今回の相談会が、自分の関心や専門性を世界のどこで、どのように活かせるのかを考える入口になれば幸いです。JICA中国及び島根県JICAデスクは、今後も大学や地域の関係機関と連携しながら、若い世代が国際協力を自分ごととして捉える機会づくりに取り組んでまいります。
(記:島根県JICAデスク)
元JICA海外協力隊員によるチュニジアでの活動体験談
〇×クイズを通じて制度への理解を深めました