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パラグアイと広島を結ぶ千羽鶴奉納イベントを実施しました~環(め)ぐる平和の想い つなぐ未来~

2026.09.09

マリオ・マサユキ・トヨトシ駐日パラグアイ大使による千羽鶴の奉納

2026年8月5日、広島平和記念公園において、パラグアイ共和国と日本を結ぶ千羽鶴奉納イベント「環(め)ぐる平和の想い ~つなぐ未来~」をJICA海外協力隊の帰国隊員と共に実施しました。マリオ・マサユキ・トヨトシ駐日パラグアイ大使ご夫妻にもご臨席いただき、平和への願いを込めた千羽鶴を「原爆の子の像」に奉納しました。

JICA海外協力隊有志による原爆展・平和展は、2004年にニカラグアで始まり、これまで72か国・244回にわたり開催されています。現地の人々と共に活動する隊員だからこそ伝えられる平和へのメッセージは、現在も世界各地へ広がり続けています。

海外協力隊としてパラグアイで活動した只野杏奈さんは、現地4都市で平和展を開催し、累計1,080名の来場者が参加しました。この平和展では、パラグアイの日系社会の方々や高校生によって、約5,000羽の折り鶴が折られ、その一つ一つに平和への願いが込められました。只野さんの帰国後も、平和展は現地の高校生や関係者によって継続され、平和への願いは世代や国境を越えて広がっています。
今回、その折り鶴が想いと共に地球の反対側にある広島へと届けられ、マリオ・マサユキ・トヨトシ駐日パラグアイ大使と共に奉納を行いました。

奉納イベントでは、只野さんからパラグアイ4都市で実施した平和展について紹介が行われ、現地の方々から寄せられたメッセージが読み上げられました。イベントにはパラグアイで平和展を共に実施した帰国隊員や、東ティモール、キルギスで原爆展・平和展に取り組んだ帰国隊員も参加し、それぞれの活動経験を共有しながら平和について想いを分かち合う時間となりました。世界各地で活動するJICA海外協力隊員が、地域の方々とともに平和への理解を深め、その想いを未来へつないでいることを改めて共有する機会となりました。

トヨトシ駐日大使からは、日本人パラグアイ移住90周年という節目に触れながら、先人たちが築いてきた両国の友情への感謝と、未来の世代へ平和の想いをつないでいくことの大切さについてお話しいただきました。また、「この鶴は未来への希望そのものである」とのメッセージとともに、千羽鶴が日本とパラグアイ、さらには世界の人々を結ぶ希望の架け橋となることへの期待が寄せられました。

2026年は、日系社会海外協力隊 40周年及び日本人パラグアイ移住 90周年の節目の年となります。
今回のイベントは、海外協力隊員が40年以上にわたり現地で築いたつながりや平和への想いが隊員の帰国後も受け継がれ、国や世代を超えて広がっていることを実感できる取り組みとなりました。また、隊員が活動国で培った経験や人とのつながりを日本社会に伝え、世代や国境を越えて次世代へ平和への想いが受け継がれ循環し続けることを願う、海外協力隊員による平和の想いをつなぐ環流の機会にもなりました。
JICA中国はこれからも、日本とパラグアイ、そして世界の人々の想いをつなぎ、人と人との交流を通じて平和への理解と共感の輪を広げていきます。

マリオ・マサユキ・トヨトシ駐日パラグアイ大使ご夫妻とJICA海外協力隊帰国隊員記との記念撮影

パラグアイの平和展で寄せられた平和への願いやメッセージ

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