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【実施報告:広島県】研修員の学校訪問:広島県立尾道商業高校

#4 質の高い教育をみんなに
SDGs

2026.09.24

少人数での交流も楽しみました!

世界6か国からJICA留学生が尾道商業高校を訪問

2026年7月10日(金)、広島県立尾道商業高校(尾商〈おのしょう〉)を、広島大学で学ぶJICA留学生が訪問しました。尾商にやってきたのは、バングラデシュ人民共和国、インドネシア共和国、ガーナ共和国、ナイジェリア連邦共和国、バヌアツ共和国、ザンビア共和国の6か国から集まった6名のJICA留学生。3時限目から6時限目までの英語の授業に参加し、生徒の皆さんと交流しました。
授業では、JICA留学生が母国の文化を紹介。生徒たちからは、尾道の名所案内や尾商の部活動、そして尾商名物の「尾商デパート」や商業高校について英語でプレゼンが行われました。生徒たちはとても緊張した様子でしたが、一生懸命英語で伝えたプレゼンはしっかり留学生に届いていました。

ザンビアの異文化体験

ザンビア出身のミミさんは、華やかな伝統衣装を持参して紹介してくれました。興味津々の女子生徒が試着させてもらうと、セーラー服のようなデザインにボリュームのあるスカートで「とてもかわいい!」「似合う!」「いいな~」とあちこちから声が上がりました。衣装を着たまま自分の席に戻った生徒が、後ろの席のミミさんに振り返り、「This dress is so beautiful!」とはにかみながら伝えた一幕も。言葉の壁を越えた、心温まる瞬間でした。
ザンビアにある「年上の人を敬う文化」もみんなで体験しました。片膝をつき、手のひらを丸めて音を鳴らす「カップクラップ(cup and clap)」という拍手をしながら敬意を表します。クラス全員が教わりながら、楽しそうに挑戦していました。

英語を学ぶ「モチベーション」が高まった!?

授業中、留学生からたくさんの質問が挙がりました。「どうしてこの学校を選んだの?」という質問に、生徒たちは「野球をするため!」「たくさんの資格を取るため!」等と回答。「クラブ活動はみんな入らないといけないの?」という質問には、「入らなくてもいいよ。そういう人はgoing home club(帰宅部)と言います。」と説明され、留学生らから笑いが起きていました。
ナイジェリアのウマルさんからは「ナイジェリア国内では約500もの言語が話されているけれど、公用語は英語なんだよ」という紹介がありました。先生も「言語が500!」と思わずびっくり。「でも英語を学ぶとアフリカに行っても使えるよ」と生徒たちの背中を押していました。母国で英語の先生をしているガーナのキャシーさんは、さすが教えるプロです!ゆっくりと分かりやすい英語で話してくれ、生徒たちも大きく頷きながら熱心に耳を傾けていました。きっと英語を学ぶモチベーションが高まったに違いありません。

留学生が感動した「日本の学校文化」

授業以外の時間にも、留学生にとって新鮮な驚きがたくさんあったようです。例えば掃除時間。掃除の様子を見学した留学生は「自分の教室を自分で掃除するなんて素晴らしい!」と、日本式の教育に大感動。「毎日やるの?」「掃除場所はどうやって決めるの?」と質問攻めです。班ごとに掃除場所が変わると聞くと、「そんなところからチームで協力し合うことを学ぶんだね。」と納得の様子。「私の国でも日本の掃除時間を取り入れている学校があるよ」とはガーナのキャシーさんでした。
また、野球部の見学時のことです。集合写真を撮るために先生が一度声をかけただけで、部員が一瞬で集まりました。「一度呼んだだけで全員集まるの!?」バヌアツのケンズさんは、その一糸乱れぬ規律正しさにとても驚いていました。もちろん、運動部独特の礼儀正しい元気な挨拶にも感心していました。
今回の訪問は、尾商の生徒の皆さんにとって英語を実際に使ってみる場になっただけでなく、世界の文化や国際交流の楽しさを知る素晴らしい機会となったのではないでしょうか。お互いを尊重し、笑顔でコミュニケーションをとる姿がとても印象的でした。留学生の皆さん、尾道商業高校の皆さん、素敵な1日をありがとうございました!

女子生徒に衣装を着せてあげるミミさん

国紹介をするバングラデシュのイムティアズさん

ショートホームルームを見学するJICA留学生

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