「世界をめぐる!サステナブルなやさしい観光展」

開催期間: 2/21 (火) 〜 06/15 (木)

世界には、私たちを魅きつけてやまない素晴らしい風景や史跡など、数多くの観光地があります。観光に関連したビジネスは世界の雇用の約10%を占めるなど、経済社会開発にも大きく貢献するポテンシャルを持っています。

開発途上国と呼ばれる国々にも世界遺産をはじめ多くの観光資源がありますが、一方で大量の観光客が押し寄せることで自然環境への悪影響や、史跡や自然の風景など大切な観光資源を適切に保てないといった課題があります。観光を持続的に維持、発展することは、地球上の貴重な自然・文化・歴史を尊重・継承し未来に向けて守っていくことでもあります。時代とともにグローバル化が進む中、観光は、私たちが実際にさまざまな地を訪れることで新たな交流や出会いが生まれ、互いの人間像や生活を感じ理解につながる第一歩となります。

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ここ数年新型コロナウィルス禍により停滞していた世界の動きが徐々に活発化する中で人々の観光への関心も高まっています。観光はSDGs達成に向けた取り組みとも密接に関わっており、たとえば観光で人気の高い自然遺産の保全は、地域の生態系や森林の保全にもつながっています。

この企画展では世界のこれからに目を向け、人々の関心が高まっている観光について、観光客として訪れる側、観光を提供する地元の側、双方の視点から、未来に向けたサステナブルで環境や人々にとってやさしい観光とは何かを探っていきたいと思っています。

企画展示「世界をめぐる!サステナブルなやさしい観光展」のご案内チラシはこちらよりダウンロードできます。