写真展「風景の演舞 -タンゴ&パタゴニア-」
掲載日:2025.02.20
イベント |
地球ひろばについて
地球ひろばについて
アルゼンチンの文化と自然をテーマに、2人の写真家による特別写真展を開催します。
セバスティアン・プグリエセ氏(アルゼンチン出身)と松井章氏。
2人が織りなす、光と影の交響曲。
ブエノスアイレスの情熱と、パタゴニアの静寂。
相反するようでありながら、共にアルゼンチンの魂を映し出します。
光と影、喧騒と静寂、情熱と沈黙。
タンゴとパタゴニアが織りなす風景の演舞を、どうぞご堪能ください。
・セバスティアン・プグリエセ氏
【略歴】アルゼンチン出身のプロフェッショナル・フォトグラファー。2018年にナショナルジオグラフィック特派員を務め、タンゴへの深い情熱を持つ。文化振興の一環として、アルゼンチン文化省のプログラムでミロンガやワルツを学ぶ。
文化産業振興プログラム「MICA(アルゼンチン文化産業市場)」でプロジェクト制作に携わり、2021から2023年のタンゴ世界選手権の公式フォトグラファーを務めるほか、アルゼンチン国立タンゴ・アカデミー、CETBA(タンゴ教育文化センター)、ボルヘス文化センターなどの主要文化機関と協働。
また、映画製作者としてドイツの名匠ヴェルナー・ヘルツォークを師事し、自然史や環境、人間のストーリーをテーマにした写真撮影にも取り組む。アルゼンチン政府の人道支援組織「カスコス・ブランコス」と協力し、難民や戦争被害者の支援活動にも関与。現在は東京を拠点に活動し、タンゴを日本やアジアの名だたるアートギャラリーへと届けることを使命としている。
松井章氏
【略歴】1977年、東京生まれ。神奈川大学スペイン語学科卒業。
在学中からアンデス山脈に通い、南米の雄大な自然と深く関わる。1997年、初めての海外旅行で訪れたのは、アルゼンチンとチリのパタゴニア地方。そのとき目の当たりにした南米の壮大な自然に魅了されて以来、何十回も南米大陸を訪れる。
世界の果てとも言える辺境の地には、私たちが属する世界とは異なる「もう一つの世界」が広がっている。そこで地球の息吹を感じ取ることは、生命観に深く関わる重要な経験であると考える。
「地球を包み込む大いなる生命を感じる風景」を求め、風景写真の撮影をライフワークとする。現在は南米専門の山岳旅行ガイドとして活動する傍ら、「南米大陸の幻想風景」をテーマに作品を発表。日本写真家協会(JPS)正会員。
本写真展のみならず、3月は月間特別展示として、3月3日(月曜日)から3月30日(日曜日)の期間、1階ロビーでもアルゼンチンに関する展示を行い、2階J’s Cafeでは、平日ランチタイム(11時30分から14時)に、アルゼンチン共和国大使館お墨付きメニューをご提供します。
また、3月27日(木曜日)には、関連イベントも開催します。
2025年2月26日(水曜日)から3月30日(日曜日)
JICA市ヶ谷ビル 2階 展示スペース
※JICA麹町本部ではありません
アルゼンチン共和国大使館
JICA
JICA中南米部南米課(萩原)
Eメール:5rtsa@jica.go.jp
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