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2026年度教師海外研修(キルギス共和国)学びの記録 vol.2

8月に実施された「2026年度教師海外研修」(キルギス共和国)での受講者のみなさんの学びをご紹介します。(2/8回、ぜひ前回の報告もご覧ください)
教師海外研修は、教員が開発途上国を訪問し、実際に五感で感じ学んだことや現地で得た情報を基に、学校や地域で、参加型の開発教育・国際理解教育の授業実践を行うものです。
今年の研修では、授業実践における3つの目的を「研修参加者の3つの学びの柱」として設定しています。

◆学びの柱1:訪問国と肯定的に出会う
◆学びの柱2:訪問国とのつながりや共通性に気づく
◆学びの柱3:人類共通の課題を共に考え共に越える

今回は前回に続き、柱1に関わる受講者の学びをシェアします。

◆学びの柱1:訪問国と肯定的に出会う
参加者が、同じ地球に住む存在として訪問国や訪問国の人々を肯定的に捉えられるようになることを目指しています。
この柱に関係する訪問先の中から、現在のキルギスの人々の暮らしを最も身近に感じたホームビジットについて、園田洋子先生(長崎県・小値賀町立小値賀中学校)の学びを紹介します。

ビシュケク69番学校での歓迎式典で代表挨拶をする園田先生(左から2番目)


キルギスの一般家庭を訪問した。応接間にはハート形の風船が飾られ、テーブルにはフルーツやケーキ、伝統的な揚げパン「ボルソック」などが所狭しと並び、温かく迎えてくださった。年長者が一番奥に座る習わしから、私は奥の席に案内され、家族がパンやサラダ、プロフを取り分けてくれた。小学生の息子さんも水やお茶を丁寧に注ぎ、家族みんなでもてなす姿が印象的だった。

キルギスのおもてなし

食後には家の中を見学し、多くのお客様を迎えるための大きな鍋やコンロ、給湯システム、色鮮やかな伝統的な敷物「シルダック」などを見せていただいた。

伝統的な敷物「シルダック」

キルギスには「たくさんの人を家に招くと幸福が訪れる」という意味の言葉があるという。
今回の訪問を通して、お客様を心から歓迎し、家族全員でもてなすことを喜びとする人々の温かさに触れた。人を迎えることが家族の幸福につながるという文化が、日々の暮らしに深く息づいていることを実感した。(園田)