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2026年度教師海外研修(キルギス共和国)学びの記録 vol.3

8月に実施された「2026年度教師海外研修」(キルギス共和国)での参加者のみなさんの学びをご紹介します。(3/8回、ぜひこれまでの報告もご覧ください)

教師海外研修は、教員が開発途上国を訪問し、実際に五感で感じ学んだことや現地で得た情報を基に、学校や地域で、参加型の開発教育・国際理解教育の授業実践を行うものです。
今年の研修では、授業実践における3つの目的を「学習者の3つの学びの柱」として設定しています。

◆学びの柱1:訪問国と肯定的に出会う
◆学びの柱2:訪問国とのつながりや共通性に気づく
◆学びの柱3:人類共通の課題を共に考え共に越える

児童・生徒への実践をより意識できるようにするために、キルギスでの訪問先もこの3つの柱を意識できるよう工夫された研修になっています。

今回も、柱1に関わる参加者の学びをシェアします。

◆学びの柱1:訪問国と肯定的に出会う
参加者が、同じ地球に住む存在として訪問国や訪問国の人々を肯定的に捉えられるようになることを目指しています。
この柱に関係する訪問先の中から、遊牧民の伝統的な暮らし体験(ユルタ(伝統的な移動式住居)の組み立て体験と宿泊)について、石﨑将悟先生(宮崎県・学校法人旭進学園宮崎第一中学高等学校)の学びを紹介します。

伝統楽器の音に耳を傾ける石崎先生(写真右)


ユルタを実際につくり、宿泊するという貴重な体験をした。
遊牧民が実際に使っているものと同じ方法で建てたが、簡単とはいっても一人の力で建てることはまず無理で、協力して建てていることがすぐに分かった。

ユルタの組み立て

骨組みは想像以上にしっかりしており、くぎを一切使わずに丈夫なテントをつくる技術には、長年にわたって磨かれてきた知恵と技を感じた。

ユルタ内部と遊牧民の民族衣装

宿泊したユルタ

宿泊した夜は、ごうごうと流れる川とともに非常に冷たい風が吹き付け、真夏とは思えないほど寒かったが、ユルタの中は驚くほど暖かかった。この日は雲一つない新月の夜で、たくさんの星が明るく輝いていた。乾燥している国ということもあり、人生で見た中で最も澄んだ夜空だったと思う。たくさんの流れ星や火球を眺めていると、どれだけ時間を費やしても見飽きることはなかった。1時間以上、夜空を眺めていたのは一体どれぐらいぶりだっただろうか。「自然の中で生きる」というのは、こういうことなのだろう。(石﨑)

キルギスの自然