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- きゅうしゅう地球ひろばのフロア案内~旅人編
きゅうしゅう地球ひろば、そこは世界へのゲートウェイ。世界を巡る旅は正面入口から始まります。
入り口を入って最初の出逢いはSDGsモニュメント。SDGsを彩るストーンが、訪れる人々を世界へ誘(いざな)います。巷でみかける青赤黄色は交通信号機。しかし、SDGsモニュメントが示すのは世界の現状です。
青は「目標 6 すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する」「目標 14 海洋と海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する」「目標 16 公正、平和かつ包摂的な社会を推進する」。
黄色は「目標 2 飢餓をゼロに」「目標 7 手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する」「目標 11 都市を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする」。
赤は「目標 1 あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ」「目標 4 すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」「目標 5 ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る」。
モニュメントをつくった古代人が指さす方向は地球の将来に対するメッセージを示しています。
SDGsモニュメントを学んだら、入り口そばの窓ガラス方面の左へ進みましょう。
そこにあるのはSDGsコーナー。まず、元素記号のようなSDGsパネル。カードの差込口が見つかるでしょう。
ローマにあるのが真実の口とすれば、ここにあるのは地球の真実を示す口、The Earth Mouseです。様々な国のカードを差し込むと、パネルに各国の真実が現れます。日本のSDGsの達成状況をみると、青が7個、薄い赤が5個、赤が5個。アジアの他の国は?アフリカは?中南米は?The Earth Mouseがすべて教えてくれます。後ろを見遣ると、SDGsの玉手箱。学びのカプセルがそこにあります。カードゲームもあります。
SDGsモニュメントに戻りましょう。
SDGsモニュメントは地球の分岐点。先ほどが左であれば、次は右。図書室前の企画展に辿り着くことでしょう。企画展は国内外のホットイシューを写す鏡。企画展をみれば、世界の最新事情がわかります。これまで食と栄養、スポーツと開発などを展示しています。
企画展を後にして、再びSDGsモニュメントに戻りましょう。右に中庭を見遣りながら直進すると、長い回廊(コリドー)に入ります。
古来、コリドーは様々なひと、モノ、情報、文化が交差した場所でした。きゅうしゅう地球ひろばのコリドーは世界をつなぐ道。そして、九州地方の多彩なプレーヤーを表す交差路。古に思いを馳せながら、コリドーを辿ると、左右に貸出コーナーが広がります。
そして、コリドーの突き当り、斜め前方左方面にあるのは世界を巡るエリア。各地を巡る旅を体験できます。東南・東・中央アジア、大洋州、南アジア、北アフリカ・中近東、サブサハラ・アフリカ、中南米・カリブ。旅のお供の駱駝はいないので、自らの足で歩くことになりますが、10分歩けば、旅人はすでに世界の事情通です。(2024年10月現在整備中)
きゅうしゅう地球ひろばで世界を巡る旅もとうとう終着地点。JICaFeです。
入口のSDGsモニュメントからの長旅、大変お疲れさまでした。北九州が誇る開発途上国料理の瀟洒なレストラン。コリドー通過や世界一周で空腹に襲われた胃袋を世界の料理が満たしてくれます。毎月、毎週変わる料理。そこに世界各地からの人々や地域の人々が集います。まさに北九州の八幡の地に突如出現した世界の十字路。
JICaFeでは時折、小イベントを開催します。ピアノの生演奏の中、エスニック料理で取り上げた国や様々な料理の紹介や、その時々のホットイシューを取り上げ、分かりやすく解説します。
皆さんも、きゅうしゅう地球ひろばで世界を巡る旅に出掛けましょう。
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