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- 2026年度教師海外研修(キルギス共和国)学びの記録 vol.1
教師海外研修は、教員が開発途上国を訪問し、実際に五感で感じ学んだことや現地で得た情報を基に、学校や地域で、参加型の開発教育・国際理解教育の授業実践を行うものです。
今年の研修では、授業実践における3つの目的を「研修参加者の3つの学びの柱」として設定しています。
◆学びの柱1:訪問国と肯定的に出会う
◆学びの柱2:訪問国とのつながりや共通性に気づく
◆学びの柱3:人類共通の課題を共に考え共に越える
児童・生徒への実践をより意識できるようにするために、キルギスでの訪問先もこの3つの柱を意識できるよう工夫された研修になっています。
今回は、「学びの柱1」に関わる参加者の学びをシェアします。
◆学びの柱1:訪問国と肯定的に出会う
参加者が、同じ地球に住む存在として訪問国や訪問国の人々を肯定的に捉えられるようになることを目指しています。
この柱に関係する訪問先の中から、写真や実物など多くの教材収集を行った街中の様子やバザールについて、福井由美子先生(熊本高等専門学校 八代キャンパス)の学びを紹介します。
キルギス共和国日本人材開発センターにて(福井先生:左から4人目)
スーパーの品揃えは、概ね日本と同様だったが、私が驚いたのは、惣菜コーナーにサンドイッチなどと共に、大きなホールのケーキが幾つも並んでいたり、ビスケットの1包あたりの枚数がとても多いことだった(もちろん個装ではない)。視察当初は、大量の嗜好品を消費する食生活が心配になったが、この背景にはキルギス特有の「おもてなし文化」があるのではないかと考えた。つまり、客人があれば、ボルソック(1口サイズの揚げパン)や果物、ビスケットなど、たくさんの食べ物とお茶でもてなすキルギスの素晴らしい文化に根付いているのである。
スーパーのケーキ売り場
オシュバザールには、様々な食品、衣類、日用品、学用品、民芸品店など、あらゆる種類の店が、無数と言っていいほど立ち並び、活気にあふれていた。食肉コーナーにはハラール食材を扱う店もあった。私が買い物をした量り売りのナッツ屋さんと帽子屋さんでは、キルギスの人たちの気前の良さを感じる場面もあった。
バザールのナッツ屋
バザールでの教材収集
文化や習慣の違いに驚くこともあったが、キルギスの人たちの温かさや心の豊かさに触れたことで、キルギスと“肯定的に” 出会い、その魅力を深く感じることができた。(福井)