<イベント報告・大分>「2023年度第1回 開発教育推進☆教師ネットワーキング交流会」を開催しました

2023.08.01

JICAデスク大分より開会挨拶

JICAデスク大分より開会挨拶

 7月16日(日)、JICAデスク大分主催「2023年度第1回 開発教育推進☆教師ネットワーキング交流会」を開催しました!

 会場は大分駅前の商店街の中にある素敵なサロンスペース ROOM ROXYにて、開発教育(国際理解教育)に関心をお持ちの大分県内の学校教員の方を対象に実施しました。

 本イベントはJICAデスク大分としては初めての試みでした。これまでのデスク業務を通じて、多くの教員の方々と繋がり、各校で孤軍奮闘している教員の方々の姿に接してきた背景から、JICAデスク大分は個々の教員を横展開として互いに繋ぎ、交流を促進できる立ち位置にあるのではないか?プラットフォームの役割を担えるのではないか?と考え、本企画に至りました。

 プログラムを通して、開発教育に関心の高い教員同士が互いに繋がり、情報収集・情報交換できるネットワーキングの場づくりを行い、開発教育推進への士気を高め、各学校での取組において役立てていただくことを目的としました。

 はじめに、アイスブレイクを通して互いに自己紹介を実施。参加理由のパートでは、参加者一人ひとりの熱い想いが溢れていました。

 その後、JICAの開発教育支援事業について、JICAデスク大分より紹介しました。開発教育(国際理解教育)の歴史概略、JICAの学校教育に対する取組や留意点、授業で活用できる出前講座や国内外での各種研修など、幅広いメニューを知っていただきました。

 休憩を挟んで、「現役隊員との生中継! 活動報告・交流」の時間へ。大分からモザンビークへ派遣中の緒方李心隊員とオンラインで繋がり、活動や生活の様子について、発表いただきました。緒方隊員は元教員で、障がい児・者支援の職種で派遣されています。参加者らは興味津々の様子で発表を聴いていました。質疑応答では沢山の質問が挙がり、質問の多さに緒方隊員も驚いていました。時差7時間の中、早朝より緒方隊員にはご対応いただきましたが、ご協力ありがとうございました!

参加者自己紹介の様子

モザンビークと生中継!現役隊員による活動報告

緒方隊員への質問タイム

 その後、海外協力隊「現職教員特別参加制度」について紹介しました。同制度の活用に関心の高い参加者も多かったようで、具体的な質問が挙がっていました。

 最後は意見交換タイム。参加者から事前に頂いていた現場の声「学校での開発教育(国際理解教育)推進にあたり困っていること」を踏まえて、自由にディスカッションを行いました。参加者からは同じように感じてきた経験の共有、工夫や好事例などがどんどん挙げられ、結果的に議論には多くの時間が充てられました。

 以下、事後アンケートから一部をご紹介します。
・県内に思いを共にする教員の仲間が何人もいることを知り嬉しかったです。
・教員同士の意見交換、今日とても有意義でした!企画していただき感謝です!ぜひ次回も!
・参加できて本当に…心に響くことがたくさんありました!!企画のおかげで新たな学びの場が生まれて…ありがとうございます。
・あまり交流する機会もないので、来てたくさんのお話を聞いたり、自分の話をしたりできてよかったです。今日、同じ志の方が大分にもたくさんいらっしゃることがわかり本当に嬉しかったです!
・とてもよい経験になりました。ありがとうございました。もっともっとコミュニティを増やしていきたいです(*^_^*)
・県内の先生たちと(校種のちがう)話せる場がとてもよかったです。色んな実践や熱い気持ちを聞けて、またお話聞きたくなりました。今回のイベント企画ありがとうございました。とても良い時間になりました!
・本日は素晴らしい企画の会に参加させて頂き、本当にありがとうございました。同じ価値観の教員仲間が県内にもこんなにいたんだととても嬉しくなりました。また皆さんにお会いできる日まで、私も自分にできる実践を重ねてみます。

 以上、第1回は県内各地より8名の教員の方(小学校から高校まで)がご参加くださいました。誠にありがとうございました!

 この日繋がった、開発教育を推進する新たな仲間と共に、これからも協力体制で進んでいけたらと思います。第2回でまたお会いできることを楽しみにしております!

(JICAデスク大分 担当:井本)

協力隊「現職教員特別参加制度」の紹介

意見交換タイム

最後に記念撮影

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