<イベント報告・熊本>「コラボカフェ 南の島トンガ王国と防災」を開催しました!
2024.02.05
イベントの様子
1月20日午後、熊本市国際交流会館1階linkcafeにて「コラボカフェ 南の島トンガ王国と防災」を開催しました。
当日は約15人が参加。前半では、トンガ王国(※)の概要や文化、歴史などについて、元JICA海外協力隊トンガ隊員の尾上より話をした後、トンガ人のLatu(ラトゥ)さん(被災当時高校3年生)からトンガの噴火後と現在、今後の復興そして、防災の観点で備えておくべきだと思うことについてオンラインで伺いました。
特に津波の爪痕は今なお深く残っており、災害により住めなくなったAtata島とMango島の人々が最終的に自分たちの島に帰ること(再定住できること)が真の復興ではないか、という言葉がとても印象的でした。
Latuさんによる2022年噴火後のお話
後半は、「わたしたちにできる防災・減災は?」と題し、災害前の備えを考えるワークおよび災害後の多文化共生の観点でのケーススタディ(公益財団法人仙台観光国際協会制作「多文化防災ワークショップ」を使用)を行い、参加者同士大変積極的に意見交換をされていました。
トンガのコーヒーも味わっていただきながら、トンガでの噴火やここ最近の災害を通して日頃の自分たちの生活を振り返ることで、あらためて普段から私たちがやっておくべきことについて考え直すきっかけとなったと思います。
後半のワークショップでは、参加者同士活発に意見交換されていました
ご参加・ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
※2023年11月、JICA海外協力隊トンガ派遣50周年を機に、JICA海外協力隊トンガOV会が発足されました。今後、在日トンガ人との交流やトンガ派遣隊員による現地レポートなど、トンガと日本をつなぐべく活動していく予定です。
(JICAデスク熊本 担当:尾上)
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