【研修レポート】短期研修員が尾倉幼稚園の元気な子供たちと感動の交流!
そしてクリーンに


2024.09.20
2024年9月13日、JICA研修コース「エネルギーの高効率利用と省エネの推進(B)」の短期研修員8名が、学校法人 浅野学園 尾倉幼稚園を訪問し、年長組62人の子供たちとの交流プログラムが実施されました。
交流プログラムは、研修が開始した時期に、地域の市民グループと交流を行い、研修員に親日家や日本に詳しい人々になっていただくこと、さらに地域の市民の方々に国際理解を深めていただく目的で開催されるイベントです。
研修員は、自国にて経済産業省、コミュニティ開発投資省、エネルギー・水資源省などの国の機関に勤務し、省エネルギーの推進に取り組んでいます。
今回、女性4名を含む中央アジア5カ国(キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、カザフスタン)からの研修員8名が交流プログラムに参加しました。
尾倉幼稚園の子供たちは、研修員の各国の手作り国旗で大歓迎してくれました。子供たちは8グループに分かれて、「サラム アレイクム!」など研修員の出身国の言語で挨拶してくれました。
研修員も覚えたての日本語で自己紹介をし、子供たちから研修員への質問タイムとなりました。「ウズベキスタンで好きな食べ物は何ですか?」、「カザフスタンにはアラジンがいますか?サルが肩に乗っていますか?」などの楽しい質問に研修員は笑顔で答えました。
研修員が日本語で自己紹介
研修員に質問したい人?!はい!はーい!
さらに、ジャンケン列車やフルーツバスケットなどのゲーム遊びによって皆で盛り上がり、子供たちによるハーモニカと合唱での「カエルの歌」の披露や組体操も行われました。盛りだくさんのプログラムによって、研修員と子供たちはすっかり意気投合しました。
タジキスタン研修員にドゥーギ・エーローニー(乳酸系飲料)について質問する男の子
カエルの歌のハーモニカ演奏と合唱
別れの時には、研修員は子供たちに取り囲まれて握手攻めにあいました。研修員も自国からラクダのぬいぐるみ、結婚式に花嫁が付ける白いスカーフ、ブレスレットや玩具などのたくさんの珍しいお土産を幼稚園に渡しました。
研修員からのプレゼント:キルギスの花嫁衣裳の白いスカーフ(ジョルク)と男性用伝統帽子カルパック
子供たちから握手を求められるトルクメニスタン研修員
今回の交流プログラムでは、エネルギッシュな尾倉幼稚園の子供たちや先生方のおかげで、来日したばかりの研修員は心から笑顔になれました。
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