やはたアートフォレスト2024 国際交流 in JICA九州 Book around the worldを開催しました!
2024.10.22
全員での記念撮影
10月6日の国際協力の日に、「国際交流 in JICA九州Book around the world」イベントを開催しました。親子連れを中心に、40名のお子さんを含む84名が、海外からのJICA研修員4名と交流しました。
このイベントは、9月28日から10月8日まで開催された「やはたアートフォレスト」の一環として、八幡駅前エリアでまちづくりに取り組む「KEYAKI TERRACE YAHATA」さんと、クラフト飛行機のワークショップを担当いただいた「工房自由空間」さんと共同で開催しました。「やはたアートフォレスト」とは、八幡にある約15の団体が地域のつながりを深めるイベントを毎年開催するもので、今年度のコンセプトは「本を通じて生まれる新たな文化や交流を楽しもう」でした。
プログラム内容をご紹介します!
第1部
・JICA研修員との交流 世界の挨拶を学ぼう
・絵本『はらぺこあおむし』を世界の言葉でリレー読み
・工作ワークショップ「クラフト飛行機づくり」
第2部
・JICA九州図書室案内
絵本の多言語リレー読み
クラフト飛行機のワークショップ
第1部は、国際交流プログラムです。
JICA研修員との交流では、ベトナム、グアテマラ、モザンビーク、タンザニア出身の4名が、自己紹介の際にそれぞれ、ベトナム語、スペイン語、ポルトガル語、スワヒリ語で「こんにちは」と「ありがとう」の挨拶を教えて、親子の参加者はその挨拶を繰り返し声に出していました。次に、絵本『はらぺこあおむし』を研修員の母国語に日本語、英語を加えた6カ国語でリレー読み(一部ずつ音読)し、様々な言語の音の響きを楽しみました。
その後は、クラフト飛行機づくりのワークショップを行いました。飛行機が飛ぶ仕組みを学んだあと、参加者はJICA研修員と交流しながらクラフト飛行機を作り、完成後はみんなで飛ばして楽しみました。飛行機が長く飛んだときには歓声が上がり、子どもから大人までが一緒に盛り上がりました。
館内展示案内
図書室見学
第2部は、JICA九州図書室案内です。
参加者は、館内展示と図書室を見学しました。常設展はSDGs関連、企画展はスポーツと開発について展示中です。図書室では、子どもたちがそれぞれ興味を持った本を手に取り、親子で楽しそうに読んでいる姿が印象的でした。
来場者の皆さまからは、以下のような声を聴くことができました。
「はらぺこあおむしのリレー読みでは、普段聞くことのできない言語を聞く事ができてとても楽しかったです。」
「クラフト飛行機のワークショップを通じて、子どもが、作り方や飛ばし方を楽しみながら考える良い時間でした。飛行機づくりのときにも、英語とジェスチャーで国際交流ができました。」
「図書室にはたくさんの本があり、とても充実していました。」
「Book around the world」というタイトルの通り、本を通じて世界とつながる1日となりました。JICA九州では、館内展示の他、図書室やレストランJICAFeを一般開放しています。ぜひ、JICA九州にお気軽にお立ち寄りください。
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