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【JICA九州センター訪問実施報告】インドネシアの学生がSDGsで自国の将来を考えました

2025.06.09

5月22日(木)、北九州市を短期訪問しているインドネシアの学生10人と講師5人が、SDGsをより深く学ぶためJICA九州センターを訪れました。最初に、JICA(国際協力機構)の事業説明の後、インドネシアで実施している事業の説明を受けました。

その後、SDGs(持続可能な開発目標)のワークショップに参加しました。まず、基本的な説明を聞いたあと、2024年度におけるインドネシアの達成状況を全員で確認し、2030年までにインドネシアが優先的に取り組むべき課題について、グループごとに話し合いました。

真剣に意見交換中

あるグループは「SDGs16(平和と公正をすべての人に)」を最重要課題と考えました。この目標が、質の高い教育(SDGs4)、健康と福祉(SDGs3)、安全な水とトイレ(SDGs6)などの達成に欠かせないこと、かつ、貧困や飢餓の問題も解決に近づくからと説明していました。

別のグループは、「SDGs14(海の豊かさを守ろう)」を取り上げ、深刻な海洋汚染問題を最優先課題としました。また、海と陸のつながりから「SDGs15(陸の豊かさも守ろう)」、水と衛生の問題(SDGs6)にも触れ、人々の健康と生活・生業を守ることに繋がっていることを説明していました。

学生も講師も真剣に意見を交わす姿がとても印象的でした。

議論の成果を発表

JICA九州では、SDGsを楽しみながら学ぶ常設展のほか、3~4カ月でテーマを変える企画展、世界の料理が楽しめるJICAFe、そして、民族衣装を着て記念撮影できるフォト・スポットをご用意して皆様のご来館をお待ちしています。

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