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<開催報告>宮崎から世界へ!海外展開って実際どうなの?経験者のリアルな話を通じて学ぶビジネス交流会

2025.07.30

会場の様子

 2025年7月15日、JICA九州は、宮崎オープンシティ推進協議会(MOC)、総務省九州通信局、JETRO宮崎と共催で、「宮崎から世界へ!海外展開って実際どうなの?経験者のリアルな話を通じて学ぶビジネス交流会」を開催しました。

 今回のイベントでは、「どのようにして自社事業の海外展開を進めていくのか」をテーマに、海外進出のきっかけや現地で直面する課題など、実体験に基づいた“ホンネ”を宮崎の経営者の皆さまにお届けすることを目的としました。
 第1部では、海外展開に向けた現地調査を経験された経営者をお招きし、パネルディスカッションを行いました。パネリストは、JICAが実施する「中小企業・SDGsビジネス支援事業(JICA Biz)」を活用している株式会社ネオスの福添広大取締役、総務省が実施する「安全性・信頼性を確保したデジタルインフラの海外展開支援事業」を活用した株式会社アシストユウの小幡祐己代表取締役社長にご登壇いただきました。モデレーターは、宮崎オープンシティ推進協議会の島中翼 創発本部次長が務めました。 島中次長からの「現地に渡航してみて、何か気づきはありましたか?」という問いに対し、福添取締役は「メールに返信がないことが”NO”の意思表示であることを知りました。実際に足を運び、相手との信頼関係を築く中で、こうした文化的な違いを肌で感じることができました。」
 小幡代表取締役社長は「現地でのトラブルに対応せざるを得ないことも多いが、結果的に柔軟な対応力が身についている。」とそれぞれ会場の参加者からは、「何年後に収益化する予定なのか?」「日本の商流・商習慣との違いで実際に感じたことは?」など、具体的な質問が寄せられました。
また、パネルディスカッションの後には、JICA九州、総務省九州通信局、JETRO宮崎からそれぞれ海外支援施策の紹介を行いました。
第2部の意見交換会でも、参加者同士の関係構築や意見交換が行われました。参加者からは、「海外展開をするにあたっての事前調査の大切さを学べた」、「具体的に海外展開を目指しているので支援制度の活用を検討したい」といった声が寄せられ有意義な機会となりました。

パネルディスカッションの様子

意見交換をする参加者

集合写真

開催概要

日時:2025年7月15日(火)18:00~19:30(意見交換会終了:20:30)
場所:MOC 宮崎市広島1-5-13 HAROW高千穂通1階
共催:JICA九州、宮崎オープンシティ推進協議会(MOC)、総務省 九州総合通信局、JETRO宮崎
後援:宮崎大学 研究・産学地域連携推進機構、中小企業基盤整備機構九州本部

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